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機械学習① SVM (Support Vector Machine) まとめ

Last updated at Posted at 2017-05-08

Support Vector Machine のまとめ

What is SVM ?

SVM は一言で言うと、データを2つに分ける線を引く、教師ありでの機械学習モデルです。
この時に優先事項があります。

  1. データを正確に group 分けする。(異常値outlierは別)
  2. 線と点との差である Margin を最大化する。

default のコード


from sklearn.svm import SVC

SVC(C=1.0, kernel='rbf', degree=3, gamma='auto', coef0=0.0, shrinking=True, 
probability=False, tol=0.001, cache_size=200, class_weight=None, 
verbose=False, max_iter=-1, decision_function_shape=None, random_state=None)

SVM 内の Parameter の説明

  • C

Cは、誤分類をどの程度許容するかを決めるパラメータ。Cの値を大きくすれば大きくするほど、データの分類をより正確にしようとする。つまり、より複雑な線になりやすい。大きくしすぎると、過学習の状態になってしまうので、注意。

Screen Shot 2017-05-08 at 13.26.27.png
According to the 'Introduction to Machine Learning' from Udacity

  • kernel
    基本的に使うのは、線形カーネルの Linear と、 非線形カーネルの rbf の二種類。ちなみに、 Linear にすると直線で、データを分け、 rbf にすると、より曲線的で、複雑な線でデータを分ける。

  • gamma
    これは、線に近い方の点か線から遠い方の点、どちらを重要視するかを決める。つまり、値を大きくすると、近くの点との margin を重要視して、その結果、線は複雑になる。

Screen Shot 2017-05-08 at 13.31.00.png
According to the 'Introduction to Machine Learning' from Udacity

反対に、小さくすると、遠くの点との margin を重要視するようになるので、線はある程度シンプルになる。

Screen Shot 2017-05-08 at 13.32.35.png
According to the 'Introduction to Machine Learning' from Udacity

SVM の 良い点悪い点。

  • 良い点
    最適化すべきパラメータが少ない。
    データの特徴量が高次元になっても、対応できる。

  • 悪い点
    データにノイズが含まれている場合(上記の図で言えば、少数のマルが、バツの領域に存在していたり、少数のバツがマルの領域に存在していたり)、そして、データがオーバラップしている場合(上記の図で言うと、真ん中の線を引くべきところで、多くのマルとバツが混在している場合)していると、データが綺麗に分類されずらい。

まとめ

以上が現在筆者のわかる範囲での SVM の概要です。
日々更新していきますので、追加すべきところ、直すべきところありましたら、コメントいただけると幸いです。

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