#背景
前回作ったものの続きになります。
今回はブランチに関するコマンド、リモートリポジトリを使うコマンドをメインに作成しました。(2022年1月7日時点)
macOS : Monterey
git version : 2.34.1
#ブランチに関するコマンド
コマンド | オプション | できること |
---|---|---|
git branch | - | 今あるブランチを確認する。 |
git branch ブランチ名 | - | ブランチ名のブランチを作成する。 |
- | -d ブランチ名 | 指定したブランチを削除する(mergeしたは後は必須)。 |
- | -vv | ローカルのブランチとリモート追跡ブランチの対応関係を見る。 |
- | -r | リモート追跡ブランチを表示する。 |
git switch ブランチ名 | - | 指定したブランチ名のブランチにHEADを移動する(編集するブランチを変更する)。 |
- | -c ブランチ名 | 指定したブランチを作成し、そのブランチへ移動する。 |
git log | --all | 全てのブランチも含めたログを表示する。 |
- | --graph | 各ブランチのログの繋がりをグラフ状に表示する。 |
git log 現在のブランチ..比較したいブランチ | - | 比較したいブランチのログのコミットメッセージを表示する。 |
git diff 現在のブランチ..比較したいブランチ | - | 比較したいブランチのログの中身を表示する。 |
git merge ブランチ名 | - | 指定したブランチを現在のHEADがあるブランチに統合する(ファストフォワードマージとスリーウェイマージ)。 |
- | --squash ブランチ名 | 指定したブランチをスカッシュマージする。 |
git rebase ブランチ名 | - | 指定したブランチにリベースする。 |
#リモートリポジトリを使うコマンド
コマンド | オプション | できること |
---|---|---|
git clone 自分のリモートリポジトリのURL | - | URLの位置にあるリモートリポジトリをローカルリポジトリにダウンロードする。 |
git branch | -r | リモート追跡ブランチ(リモートリポジトリからクローンした時につくorigin/〜のやつ)を表示する。 |
git remote | - | 現在登録されているリモートリポジトリの一覧を表示する。 |
- | -v | fetchやpushをする際のURLまで表示する。いちいちURLを打ち込まなくても、originと打てばこのURLのことを指す。 |
git fetch (origin) | リモートリポジトリのコミットを取得する(originはなくてもデフォルトで設定される)。この後ローカルリポジトリでmergeしてHEADに指定したブランチを統合するか、rebaseして指定したブランチにリベースする(rebaseの方が履歴がすっきりする)。 | |
git pull | fetchとmergeを同時に行う。 | |
- | --rebase | fetchとrebaseを同時に行う。 |
git push | origin(プッシュ先のリモートリポジトリ名) プッシュしたいブランチ名 | リモートリポジトリにローカルリポジトリの変更をプッシュする |
- | origin プッシュしたいタグ名 | リモートリポジトリにローカルリポジトリのタグをプッシュする |
- | origin --delete 削除したいタグ名 | リモートリポジトリにある指定したタグを削除する(ローカルリポジトリのタグは削除されないので注意) |
- | -u origin プッシュしたいブランチ名 | リモート追跡ブランチを作りながら、リモートリポジトリにローカルリポジトリの変更をプッシュする |
git remote prune origin | リモートリポジトリで削除されたブランチを、ローカルリポジトリ上で一度に削除する。 |
前回分含めて以下の教材、書籍を参照しました。
1 Git・GitHub入門:GitとGitHubを基礎から完全マスター【2021最新版】【VSCode対応】
https://www.udemy.com/course/2021gitgithubvscode/
2 『改訂2版 わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、SourceTree、コマンド操作対応〉』