##なぜCitibank?
金融xITの領域の大手で先駆けて自社APIを使ったハッカソンをおこなったのがCitibankです。
ハッカソンにはベンチャー企業が多く参加しているようです。
クラウドx基幹系システムのAPIというハイブリッドが、まさにFintechの時代ですね。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atclact/activesp/14/072200061/
##Bluemixとはどんな関係?
IBMはハッカソンのプラットフォームとして、Bluemixを提供しています。
Strategic Sponsorという立場ですね。なるほど。
こちらが現在開催中ハッカソンのCiti Mobile Challenge Asia Pacific(APAC 2015)のサイトです。
http://www.citimobilechallenge.com/
今日のAM11時現在のカウントダウンがのっていますね。
現在開催中のハッカソン優勝者がな、な、なんと今日の24時に発表されるようです!
どんなアプリが出てくるか、これまた楽しみですね!
##CitibankのAPIは使用可能?
現在のハッカソンプログラムに参加している人のみ使用可能なようです。
登録期間が終わってしまったので、現在はAPI keyの発行ができません。
逆に言えば、登録すれば使える、のですが、ハッカソン登録には料金がかかるようです。
##CitibankにはどんなAPIがある?
個人・法人の口座基本情報、株式売買、売上分析などができるようになっています。
API Keyがあれば、ここからAPIを試すことができます。
http://citimobilechallenge-api-docs.anypresenceapp.com/#!/Revenue_Analytics_and_Client_Relationship_Management/getCapitalContact
- Retail Banking
- Corporate Payments
- Capital Markets Trading
- Revenue Analytics and Client Relationship Management
- Prepaid Cards
##実際に動くものはある?
IBMがサンプルアプリとして公開している、下記の2つがあります。
使ってみると、どちらもすでに「Could not contact Citi API」と出ていて応答していませんが、Fintechがどんなものかは体感できると思います。
- Payrewards ( http://payrewardslive.mybluemix.net/ )
- Payfriend ( http://payfriendlive.mybluemix.net/ )
PayrewardsはBluemixのGamificationのAPIを使ったWebアプリです。
これなら初心者でも楽しく運用できそうですね。
Payfriendは、ワンクリックで友達に送金できるようになっています。
Watson APIのPersonal Insightsで友達の信用度を評価していますね。
##まとめ
アメリカはカード文化なので、こういう浸透ははやいと思われます。
日本でもLinePayを使えば、ランチの代金をモバイルで割り勘することが、現時点ですでに可能です。
ただ全員が使わないと使えないのが現状です。
世界中の人がそうやってお金をやりとりするようになると思うとわくわくしてきますね!
この記事をみて、日本の銀行でも同じことができそうだなと思ったそこのアナタ。
来年のキーワードはFintechかもしれませんね。
##参考資料は?
こちら、IBM USのBluemix developerworksのサイトです。
さすがUSですね。日本にもなかなか入ってこない最新情報が満載です。
これを機にフォローしたいと思います。
https://developer.ibm.com/bluemix/2015/09/11/citi-mobile-challenge-and-bluemix/