はじめに
2021年2月8日 に Certify されましたので、Log & Tips を書いておきたいと思います。
事前学習
Red Hat Learning Subscription を使って「Red Hat OpenShift I: Containers & Kubernetes (DO180)」のオンライン学習をおこないました。
講義内容を理解するのはもちろんですが、オープンラボのページを help なしでコマンドを打てるくらいになっておかないと合格は厳しいイメージです。
ハンズオン環境
同じく「Red Hat OpenShift I: Containers & Kubernetes (DO180)」内の Lab Environment がセットアップも簡単ですぐに使えたので活用しました。
実際に試験で使う環境とほぼ同じなので、こちらで慣れておくのがベストでしょう。
試験対策
「Max-Jaeger/redhat-PE180-exam-tips」に Tips が書いてあるので活用しました。
ただし、以前の「PE180」の内容に基づいていると思われますので、OpenShift に関する問題は「DO180」で学習をカバーする必要があります。
Remote Exam Tips
Remote Exam ということで、いくつか準備に手間取りましたのでメモを残しておきます。
- Boot USB : ヨドバシ.com - MF-MSU3A08GPN [USBフラッシュメモリ USB3.0対応]
- iso が 2.5 GB あるので、ダウンロードと書き込みに時間がかかります。試験の日程変更ができるのは24時間前までなので、万が一に備え、前持って準備しましょう。
- 使用 PC : 『価格.com - Apple MacBook Air 1700/11.6 MD223J/A』
- 最近の MacBook Pro や MacBook Air などでは USB boot に失敗する、またはキーボードとタッチパッドが反応しないという既知の問題があり、手持ちで試しましたが唯一起動したのが一番古い MacBook Air でした。
- 外部 USB カメラ : Amazon.co.jp: WEBカメラ eMeet C960
- とりあえずベストセラーを買ってみましたが挿すだけで特に問題なく使えています。
- USB Boot に時間がかかる
- 起動するために USB からメモリ領域にロードが始まります。この過程に10分くらい要します。そして再起動するたびに同じプロセスが必要です。その後の設定・テストも含めて試験前の1時間はスケジュールを空けておきましょう。
- 初期設定を変更できるのは起動後に一度だけ(変更するなら毎回忘れずに同じ作業が必要)
- マウス、キーボード、ネットワーク、マイク、カメラ、音量など、自身の環境に応じて設定を最適化する必要があります。
- 私の場合は、以下になります。
- スクロールを逆にする(1回目はスクロールが逆のままで激ムズでした)
- マイクの音量を最大化して Compatibility Test に成功できるようにする(これを忘れると再起動が必要)
- Wi-Fi に接続する(Wi-Fi パスワードが必要)
- 毎回 Red Hat Online Learning のログイン情報を入力する必要がある
- 初期設定後のキーボード入力を確かめられるのは、このときだけ!!!
- 英語キーボードに慣れておく
- 私の場合はそのまま英語キーボードを使うことにしたので、以下の配置を確認して落ち着いて入力できるようにしました(1回目はかなり手間取りました)
-
USキーボードと日本のキーボードの違い
- Compatibility Test に成功するまで試験を受けない方が良い
- 失敗すると、「再起動 --> 初期設定のチューニング --> Compatibility Test 再実行」とかなり時間がかかりますが、確実にテスト成功となるまで確認しておきましょう。
- 私の場合は、以下を参考にしてビルトインマイクの音量を最大化しておくと、テストが成功するようになりました。
Exam Tips
やはり Remote Exam ということで初めて受けるときには試験以外の部分で準備不足がありましたが、Exam 自体はそこまで難しいものではなかったと思います。
- 問題に流れがある
- 一方の問題の結果がもう一方の問題に影響する場合があります。試験内でも推奨されている通り、解き終わったら稼働テストをおこなって意図した結果が得られることを確認しましょう。これらを一つ一つ確認していると意外と時間が短いと感じます。
- ドキュメントは見れるが、見ない
- 試験内に一応、オフラインドキュメントの参照ガイドがありますが、なかなか見ることに時間をかける余裕がないと思います。
- 見るものは、コマンドのヘルプだけに絞って臨むのが良いと思います。
結果
私の場合、受験後 15 分後には通知がありました。
Passing score: 210
Your score: 173 (1回目)
Your score: 300 (2回目)
参考
こちらの Slack ワークスペースに参加して情報を集めるのも 1 つの手かと思います。