IBM Cloud Monitoring with Sysdig を東京でオーダー
カタログから「IBM Cloud Monitoring with Sysdig」を選びます。
これでオーダーは完了です。
引き続き、すぐに使い始めることができます。
Linux へのエージェント導入
オーダーを終えるとこの画面に飛んできますので、先ほど作成したインスタンスで「Vies Sysdig」をクリックします。
すると初期セットアップウィザードが起動するので、手順に従って導入しましょう。
Linux の場合は、表示されたコマンドを監視対象サーバーで実行することでエージェントが導入でき、監視対象として登録されたことを確認して進めることができます。
初期セットアップウィザードの完了後、以下のような画面が表示されれば導入完了です。
メール通知設定
アラート作成時に通知先が必要になるので先につくっておきます。
以下のような通知先を設定できますが、今回はメール通知を設定します。
通知を受信したいアドレスを設定し、テストメールを送信しましょう。
#アラート作成
では、実際にアラートを作成し、通知が届くかを確認してみましょう。
定義済みアラートも豊富に用意されていますが、今回は簡単にアラートを作成してみます。
ダッシュボードの CPU 使用率の「Create Alert」から新規に定義します。
しきい値(80%など)と、先ほど作成した通知先を設定しましょう。
これで、アラートの作成は完了です。
#アラート通知
こちらのコマンドを使って、実際に監視対象となっているサーバーの CPU 使用率をあげてみましょう。
負荷があがりにくい場合は、何回か並列でバックグラウンド実行をかけてみてください。
yes >> /dev/null &
80% を超える CPU 使用率となる時間が一定経過するのを待ちます。
すると、以下のようなメールを受信し、作成したアラートの機能を確認できたことがわかります。
メール内のリンクをクリックすると、Sysdig の UI でイベントとして情報を確認できます。
まとめ
感触としては、Grafana に近い使用感でわかりやすさがありました。
監視項目としては、インフラ系+Webに関するものがメインですが、Linux や Kubernetes などオープンな環境を構築されている場合は、非常に相性がいいサービスだと感じました。
IBM Cloud 上のワークロードを監視対象として利用する場合、特にKubernetes では、監視サービスとしてもデフォルトで導入してほしいですね。