最新のアップデートの詳細はこちら。New Relic アップデート(2023年8月)
はじめに
ログを含めたNew Relicプラットフォームに集められたデータは、UIを用いるだけで十二分に従来のログ分析や運用をカバーすることができますが、履歴データのエクスポートやストリーミングデータエクスポートの方法を用いて任意のシステムに定期的に引き渡すというオーソドックスな方法を取ることも可能です。一方で、運用を行っている際に、ログを一時的に手元に取得して確認作業を行いたいということもあるかと思います。(はい、現場ではそういう時もありますよね、本当に。。)
ログをJSONやCSVで手元にダウンロードする機能がでたぞ!!
な、なんと!! ログをダウンロードする機能がリリースされました。
Logs UI上にあるExportというメニューから実施することでログをダウンロードできるとのこと。
まてまて、どういった時に役立ちそうか?
純粋にログを解析するとうことであれば、New RelicのLog UIを用いることで、十二分に要望を満たすことはできるし、そもそもAPMやRUMのUIを参照することで、ログの解析自体不要というケースも多いのではないかなと思います。
なので、
- 障害時に特定サーバやアプリケーションのログを保全しておく(あって欲しくはないですが・・・)
- 特定のログを保存しておくことで、システムの変更を行なった後の変更内容を比較する(障害とは全く関係なく)
といった使い方ができそうです。
さっそくやってみる
Logs UIにアクセスし、Exportメニューをクリックすると最大で2,000行のログまでダウンロードできるとのこと。まぁ、手動で得たログを2,000行以上目視するということは避けたいですよね。なので、個人的には無問題。Logs UI上で、必要なログだけを抽出できる様にフィルタ設定を行うことで、必要なログラインだけをダウンロードできるようです。
JSONフォーマットで以下の様にログをダウンロードすることができました!
ちなみに、CSVフォーマットでログをダウンロードすると、以下の様にログを取得することができました。
まとめ
とても簡単にログを手元に出力することができることが確認できました。この機能を活用して、迅速にログの調査を進めることをお手伝いできれば幸いです。もし、今回の機能のNew Relicに興味をもったけど、試してみる環境がないという方は、ぜひ、無料アカウントを取得して試してみてください。New Relicを使って良かったと言ってもらえると嬉しいです。
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