はじめに
家のスマートロックとして、SESAME5を使っています。
bluetooth接続だとたまにうまくいかず外で待ちぼうけを食らうのですが、Wifiに接続させておくことでどこからでも鍵を開け閉め出来て便利。
ただ、より便利にしたい!!
今は
- ポケットからスマホを取り出す
- スマホを起動/ロック解除
- SESAMEアプリ起動
- 家の鍵を解錠/施錠
という流れです。
これを
- スマートウォッチを起動
- マクロ実行で家の鍵を解錠/施錠
の2手順にしたお話です。
参考
必要なもの
- SESAME
(今回使ったのは5だけど、多分4とかでも出来る?) - SESAME Hub
(これもWifiモジュールでもいける?) - スマホ
- Wear OS搭載のスマートウォッチ
- Macrodroid
手順
1. 自分のスマホに入っているSESAMEアプリでログインしておく
SESAMEアプリを開いて「自分」タブを選び、メアド登録。
2. SESAMEのAPIキー取得
3. SESAMEキーのSSIDとSecret Key取得
APIキー下部にある「個人で登録済のデバイス」から利用したいSESAMEを選べば取得出来る。
4. Google Apps Scriptを構築する
手順はこちらのサイト様の「【事前準備2:外部JavaScriptを追加】」を参照。
(素晴らしいコードありがとうございます・・。)
これが終わったらGAS上でのスクリプト実行で、SESAMEの鍵が開け閉め出来ることが確認出来るはず。
5. Macrodroidで鍵の開閉マクロを作成する
※Macrodroidアプリはスマホ、スマートウォッチ両方に入っていること。
HTTPリクエストの設定はそれぞれ下記の通り。
- リクエストメソッド:POST
- URL:GASのデプロイに記載されているウェブアプリのURL
- コンテントボディ:
{"myKey":"GASにて自分で設定したキー","deviceName":"実際のセサミの名前","command":2}
上記以外は特に触らなくて大丈夫です。
6. コンプリケーションクリックの設定用マクロを用意する
コンプリケーションクリック(Complication Click)がよく分かっていませんが、何かしらのトリガーを元にアクションとして値を表示するような仕組みっぽい。
参考:
ただ、今回は常駐するボタンとして扱いたいのでこんな感じで設定しました。
7. スマートウォッチのウォッチフェイスに表示するよう設定
僕が使っているGalaxy Watch7だとこんな感じ。
他の機種だとどうなるかはわかりませんが・・。
なんとか表示出来るはず!
8. スマートウォッチを開いてMDアイコンを押す
これで鍵が開け閉め出来ていれば完了!やったね!
おわりに
ここから更に発展して「鍵を開けました。バッテリー残量:XX%」的なメッセージまで出すようにしました。
自分が普段仕事で使っている技術で、自分自身の生活が楽になるときってドーパミンがすごいです。