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Jupyter環境venv内に構築してvscode上で動かすまでの流れ

Last updated at Posted at 2023-04-13

やりたいこと

やりたいことは以下の2つです

  1. jupyterをvscode上で動かしたい
  2. ローカルの環境は汚したくない

というわけで今回はvenvを用いて環境を構築していきます

venvとは

簡単に言えばpythonを仮想環境です

例えばweb開発をしたい場合,研究をしたい場合で使うpyhtonのライブラリが変わってくると思います

そこで使用する用途ごとにpythonを分ける必要があります

そういった時に使うものと思っておいてください,今回は趣旨に逸れるのであまり説明は致しませんがご了承ください

以下にわかりやすいと思った記事をいくつか載せておきます

venvの使用方法

まずは作りたいvenv環境を作っていきましょう

1. venvを作成する

python3 -m venv (作りたい仮想環境の名前を指定)

これでディレクトリ直下に指定した名前の環境ができていたと思います,lsコマンド等で確認してみてください

2. 作成したディレクトリに入ってみよう

source (作った仮想環境の名前)/bin/activate 

ディレクトリを確認してみればわかりますが,作成した仮想環境の下にbinファイル存在し,その中にactivateファイルがあります

ここにあるactivateを実行することで仮想環境に入ることができます

「source」コマンドは、ファイルに書かれたコマンドを現在のシェルで実行する,というコマンドです

3. 本当に入れたか確認しよう

where python

以上のコマンドを打って以下のように出ていたら成功です

.../(作った仮想環境の名前)/bin/python

4. venvへのライブラリのインストール

ここから環境をjupyterに追加する必要があります

この処理をしないとせっかく作成したvenvをvscode上で使えません

まずはvenvに入ってることを確認した後以下の2つの手順を踏みます

  1. ipykernelをインストール
    pip install ipykernel
    
  2. カーネルを追加してください
    ipython kernel install --user --name=(自分で決めてください)
    

5. 実際に作成したJupyterの環境をVScodeで使ってみよう

以下の手順に沿って進めてください
image.png
ここの右にあるボタン(Python3.9.6と書かれている場所)を押すと,以下のようなポップアップが出ます
image.png

その後別のカーネルを選択,Python環境を選択を押すと次のように出てくると思います

image.png

こちら先ほど作った仮想環境が出てこない場合は右上のロードボタンを押してください

こうすることで作成したPython環境を選ぶことができます

また先ほどのところをカーネル選択 → Jupyter Kernel
と押すことで選択することもできますが,vscodeでの操作をする場合はPython環境を選択することをお勧めします

image.png

最後にセルで以下のように打ち込んでください

!where pip 

こうすることで以下のようになったら成功です

.../(自分で作った仮想環境の名前)/bin/pip

わかりにくいかもしれませんので,以下に僕の場合の具体例を写真で添付しておきます

image.png

説明は以上です!お疲れ様でした!!!

参考文献

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