皆さん英語の勉強をしていますか。
ちまたでは、翻訳コンニャクのような機能がスマートフォンで実現できてきましたが、それでも英語スキルは今後も必要だと思うのです。
私はエンジニアの仕事を長くやっていますが、どうしても新しい技術情報やニッチな情報は英語サイトにしか存在しない事が多く、そのたびにGoogle翻訳やらDeepL翻訳やらを使用していました。このちょっとした翻訳作業が結構にダルい。そして情けない。
私は英語に向き合おうとしない自分に飽き飽きしていました。ああ、まだ私は英語も読めないのか、また英語から逃げるのか。もう自分に我慢がなりません。
「そうだ、英語を勉強しよう!」
思いたったが吉日、さっそく英語の勉強をする為の前準備として、英美勉強システムの開発に乗り出したのです・・・。
・・・そんな経緯で、英単語学習のWebサービス「KingEnglish」が誕生しました。私の英語の勉強はここからはじまります。
https://www.kingeng.org
このサイトは、学習用の英語文書を登録すると、自分が覚えていない単語に対して日本語訳を表示してくれる機能があります。
しかし、英文全体の日本語訳は表示できないんですよね。この機能をWebサービスに実装するにはマシンパワー(GPU)を使うので、ハード面の採算が合わないのです。
英文の直後に日本語翻訳文が、一行ごとに表示できると、英語の勉強が捗るのですが、何とかこれを実現できないでしょうか?
はい、Googleスプレッドシートならできます。
今回はGoogleスプレッドシートを使って、英語勉強用のテキストを作成してみます。
Googleスプレッドシートは、Google検索画面の右側にあるアプリ集ボタン(9つの点々のアイコン)を押下すると、その中にありますから、立ち上げておいてください。
1.お勉強用の英語テキストを用意します。英語小説でも英語ニュースでも結構ですが、自分が興味のある英文にしましょう。
2.英語テキストをGoogleスプレッドシートのA列に張り付けます。改行ごとにセルがわかれて張り付きます。
3.B列に次の関数を記入してA列の英語文書の最終行までコピーします。
「=IFERROR(CHAR(10) & GOOGLETRANSLATE(A1, "en", "ja"),"")」
4.するとどうでしょう。B列に日本語訳が表示されます。日本語訳の最初に改行[CHAR(10)]が入れているのは、後で英文と日本語文の全体をコピーしてペーストした時に、英文と日本語文の行間に改行を入れたい為です。
5.A列とB列を含めてテキスト全体をコピーして、英単語学習WebサービスのKingEnglish (https://www.kingeng.org )に行き、Update画面に張り付けます。
英語の勉強が捗りそうな教材を準備できないのではないでしょうか。