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Ubuntuにpythonをインストールして仮想環境を構築する

Last updated at Posted at 2021-04-17

環境

背景

Pythonを使用して複数のアプリケーションを同時に開発する場合、
アプリケーション毎に使用するライブラリのバージョンが異なるケースに遭遇するかと思います。
仮想環境を構築することで、同一の端末内に複数の実行環境が構築できます。

手順

  1. pythonのインストール
  2. バージョン確認
  3. venvのインストールとactivate
  4. pipのアップグレード

pythonのインストール

pythonをインストールします。
ここではpython3.8を対象とします。

sudo apt-get install python3.8

バージョン確認

インストールできたことを確認するため、下記コマンドを実行します。

python3.8 -V

venvのインストールとactivate

仮想環境を構築するためにvenvをインストールします。

sudo apt install python3.8-venv

仮想環境を構築します。
下記コマンドを実行することで、指定したディレクトリ配下に仮想環境名のディレクトリが作成され、
配下にモジュールが配備されます。

mkdir <仮想環境を構築するディレクトリ>
cd <仮想環境を構築するディレクトリ>
python3.8 -m venv <仮想環境名>

仮想環境をactivateします。

cd <仮想環境を構築するディレクトリ>
source <仮想環境名>/bin/activate

例)<仮想環境名>=venv001、ユーザー名=test001の場合、ターミナルが下記のように表示されます
(venv01) test01:~/dev$

pipのアップグレード

ライブラリのインストールが上手くいかない可能性があるのでpipを最新化します。(これを忘れるとこの後のinstallで結構はまります)
仮想環境をactivateした状態で下記コマンドを実行します。

python -m pip install --upgrade pip

これで、仮想環境の構築は完了です。
仮想環境をactivate後にpipを使用してライブラリのインストールことで、任意の開発環境が構築可能です。
なお、ここで作成した仮想環境はvscodeからも指定可能です。

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