概要

Azure Monitor (Azure Application Insights) を使った、Azure Functions の監視方法について記述する。

Azure Monitor ログを使用した Azure Functions の監視について

本記事執筆時点において、Azure Monitor Logs との統合は、Windows Consumption、Premium、Dedicated ホスティングプランで実行されている v2 および v3 の関数アプリについては、プレビュー段階との記述あり。

Azure portal で関数アプリの[監視]セクションから、[診断設定]を選択し、[診断設定を追加する]をクリック。
[診断設定] ページの [カテゴリの詳細] と [ログ] で、FunctionAppLogs を選択（[FunctionAppLogs] テーブルには、目的のログが含まれている。）。
[宛先の詳細] で、 [Log Analytics への送信] を選択して、Log Analytics ワークスペースを選択。
診断設定名を入力して、 [保存] を選択。

カスタムログを生成するには、以下のようなステートメントを使用する。

C#

log.LogInformation("My app logs here.");

Java

context.getLogger().info("My app logs here.");

生成されたログをクエリするには、以下の操作を行う。

Azure Functions によって、すべてのログは、[LogManagement] の FunctionAppLogs テーブルに書き込まれる。

以下に、いくつかのサンプルクエリを示す。

FunctionAppLogs
| order by TimeGenerated desc

FunctionAppLogs
| where FunctionName == "<Function name>"

FunctionAppLogs
| where ExceptionDetails != ""
| order by TimeGenerated asc