#はじめに
Genieの勉強していたら、謎の演算子「|>
」に出会ったので、備忘録的に書き残そうと思います。
#パイプ演算子
結論から言うと、|>
はパイプ演算子と言うもので、なにかしらの戻り値を直接、関数の引数にできる演算子のようです。
[1,2,3] |> sum
> 6
パイプ演算子は複数繋げて記述することができるので、下記のようなこともできます。
[1,2,3] |> sum |> repr |> y -> parse(Int64, y) |> x -> 1:x |> Array
> [1,2,3,4,5,6]
ここでは、5つの関数を経て値が出力されています。
sum関数でArrayの合計がIntで返ってくる。
↓
sum関数の戻り値を入力にして、repr関数でIntからStringに変換。
↓
repr関数の戻り値を入力にして、無名関数の中のparse関数でStringをIntに変換。
↓
parse関数の戻り値を入力にして、イテレーターを作る無名関数でイテレーターを返す。
↓
イテレーターを入力に、Array型に変換。
#さいごに
Juliaのパイプ演算子は公式のドキュメントにも詳しい記載がないので、調べるのに苦労しました。