はじめに
AWSソリューションアーキテクトアソシエイト(AWS SAA)を合格しました。
AWS初心者には結構おすすめの資格だと思うので、参考までに自分の受験記録を残しておきます。
自分のスキル
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AWSのスキル
- EC2インスタンスを立てたことがある
- AWSのIAMの言葉を知っているくらい
- 周りにAWSを使っている同僚がいたが、全く用語理解できず
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一般的なITスキル
- EC2にsshでログインして、ちょっとした検証をしたことがある
- 商用システムを触ったことがない
- ちょっとした自作のアプリを作ったことがある
- コーディングには全く自信がなく、基本的にググってコピペして修正するくらい
- 基本情報は持っている
受験に至った背景
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社内でのAWS活用の普及
- 在宅勤務が進む中で、様々な会議でAWSを使っていこう、という話を聞くようになった
- VMの概念くらいはざっくり知っていたので、EC2はなんとなく理解できた
- しかし、IAMやらVPCやらAMIやら、全然わからない用語が多い
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AWSでアプリを作るイメージをつかみたい
- 自作のアプリはラズパイを使って作成した
- でもラブパイにつけているファンがうるさいので、クラウド上で作りたい
- AWSのEC2とかlambdaとか使った方が楽そうな気もした
- でもネットワーク設定方法とかとかわからない
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若干時間ができた
- 社内での重めの仕事がひと段落ついた
- そういえば自分資格あんまり持ってないな
- なんか勉強しようかな
勉強方法
教材
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Udemy
- これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)
- これだけで合格できた。書籍は買ってない
- 確か、1500円くらいで購入できた。時期がよかったのかも?
- 実際に手を動かすハンズオンがある、模試が3回分受けられる、などの特徴がある。
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AWSの公式サンプル問題
- 問題のレベル感を掴める
- 10問くらいだけだが、解答付き
勉強記録ツール
- Notion
- https://www.notion.so/
- 日々の記録は基本的にNotionでとる
- 紙のノート
- 自分でイメージを整理するときに、ざっくりと図を書くときに使う
- AWSでは似たようなサービスがたくさんあるので、それらの違いを紙にざっくりイメージ図を書くことで、自分の理解度の確認ができる
勉強時間
- 平日
- 1時間-2時間くらい
- たまに30分くらいの時も
- 休日
- 2-3時間くらい
- 試験前とかは、4-5時間くらいの時も
勉強期間
- 一ヶ月半
勉強スケジュール
1,2週目
- AWS公式のサンプル問題10問解いてみる
- 全然解けないし、理解できないことを確認して、勉強のモチベにする
- Udemyの各講座の動画を1.5倍速で聞く
- 話を聞きながら、Notionにメモを取る
- ハンズオンの講義では、実際に自分のAWSアカウントで手を動かす
- 料金がかからないように、EC2などはなるべく頻繁にサービスを削除するようにしておいた。
- レッスンで使ったAWSの料金は確か数十円くらい。RDSとかで、高そうな商品を使うハンズオンは見るだけにしたものもあった。
- 各章ごとにある小テストもちゃんと解く
3週目
- 模試を2回分解く
- 本番に近い形で模試を解くことができるので、必ず2回は解く
- 初回の正答率は必ずメモする
- 模試の間違えた箇所を勉強
- 各講座の動画に戻って勉強し直す
4週目
- 2週目で解いた模試2回分に再チャレンジ
- 前回よりも正答率が上がっていることに喜ぶこと
- 間違えた箇所を徹底的に勉強
- 2回も間違えるということは、ちゃんと理解できてないはず
- 複数のサイトをみて、理解する
5週目
- 1,2週目で解いた各章の小テストを再チャレンジする
- 意外と忘れていて解けない問題が多い
- 解けない悔しさを味わい、間違えたところを勉強する
6週目
- 模試3つ目を解く
- 初見の問題だが、意外と解けるようになっている
- ここで7割くらい取れていれば、結構合格は近い
- 模試の間違えた箇所を勉強
- 各講座の動画に戻って勉強し直す
- 試験日の予約をする
- ここら辺で、受かりそうという自信がついたら、即試験を予約する
7週目
- 模試3つ目を再挑戦する
- ここまで来れば、大体ほぼ正解できるようになっている
- 今までのNotionの記録を見返す
- 今までの勉強をざっと復習する
- 試験を受ける
- 自信がついたらモチベが下がる前に早めに受けよう
勉強時の工夫
- わからない用語だらけなので、Notionのテーブルにわからない用語リストを作成する
- 納得するまでGoogleで検索して調べる
- 似たようなサービスの違いをちゃんと理解する
- 自分で紙のノートに図を書いて、違いを確認できるようにした
- 次の日にちょっとだけ見直す
受験当日
試験前
- 8時くらいに軽めのご飯を早めに食べる
- トイレにいく(重要)
試験
- 試験を受けた時間帯
- 確か11時くらい
- 試験中
- 若干日本語がわからない箇所があった
- 英語にも切り替えることができるので、英文を読むとざっくり理解できた
- そこまで難しい単語は少なそう
- 耳当てがとてもよかった
- 手汗が止まらない
- 見直す時間は結構あったが、結局全問見直す時間はなかった
- 若干日本語がわからない箇所があった
- 試験後
- その場で結果が出る
- 8割弱取れてました
- ラーメンとか美味しいものを食べる
- これ、重要
- カフェでカフェラテを頼み、ボーッとする
- とても重要、試験からの解放感を楽しむこと
- その場で結果が出る
受験して得られたこと
- AWSの基本的な機能がどんな動きをするのがざっくり理解できる
- 簡単なWebサービスをAWSで作ろうとしたときに、AWSの基本的な機能を使ったシステム設計のざっくりとしたイメージくらいは持てるようになった(はず)
- AWS上で構築されたシステムの各コンポーネントの役割がざっくり理解できるように
- EC2やRDSを組み合わせたシステムを作っているチームがいた
- システムアーキテクチャ図を共有してもらったら、意外と理解できた
- 要件に沿ったAWSサービスを選ベる自信がちょっとだけついた
- ちゃんと商用システムの設計しようとするのであれば、まだまだ知らないサービスもたくさんあるので、AWS SAAの合格知識だけでは足りないと思う。
終わりに
- AWSの基本的な知識をつけられたのでよかった
- 資格を取れると、ちょっとした自信になる
- また、勉強の目標ができると、勉強が進む
- AWSをこれから触っていく方にはとてもおすすめな資格だと思う
- 勉強開始から2ヶ月後くらいに試験を受けるのがモチベーションが保てて良さそう