使用機器
ESP8266-SLIM
- 開発ボード
- 載っているwifiモジュールはESP-WROOM-02D
- USB端子があるためファームフラッシュがしやすい
- 開発ボード側に電源とTXRXをつなぐだけでArdupilotですぐ使える
- 5.6g
ESP-WROOM-02D
- wifiモジュールのみ
- ファーム書き換え用の配線・実行用の配線をしてあげる必要がある
- ファームフラッシュにはFTDIのUSBモジュールを繋げて行う
- 起動に必要な配線込みで2.4g程度になる。当然軽い
(共通)ファームフラッシュ
公式参照。ESP8266用のMavlink2を使えるファームが配布されている
(共通)接続してみる
前回の記事で
PC未接続の機体に通電させ、wifiモジュールに給電すると、Ardupilotアクセスポイントが出現する。
パスワードardupilotを入力すると接続でき、Mission PlannerとUDPで接続できる。
無線で機体のチューニングを行ったり、飛行中の機体に自動航行の航路を指示できるようになる。
としてましたが、これは正確にはESP8266用のMavlink2を使えるファームをあらかじめフラッシュしている場合で、でした
Wifiモジュールにファームを焼いて初めてアクセスポイントが出現し、使うことができます。
Wifi接続方法は上記内容の通りです。
(ESP-WROOM-02D)配線
モジュールのみの最小構成で使う場合、開発ボードがやってくれていた配線のうち、ファーム書き換え用・実行用の配線だけは使用においてやってあげる必要があります。
このサイト
またはこのサイト
が画像で解説されており、わかりやすかったです
- ファーム書き換え用の配線
- 各GNDをすべて繋げておく
- IO0,IO2,ENに10kΩの抵抗
- IO2,EN,3V3に3V通電
- IO0とGNDを接続
- IO0とRSTを手でショートできるようにしておく
- TXDとRXDをFTDIアダプターとつなげ、PCとUSB接続
- 実行用の配線
- 各GNDをすべて繋げておく
- IO0,IO2,ENに10kΩの抵抗
- IO0,IO2,EN,3V3に3V通電
- TXDとRXDをフライトコントローラとつなげ、FCに給電すると起動する