MMDAgent-1.6.1 が Android Studio 2.2(gradle 2.2.0)でビルドできたので、マニュアルとの差分を記録してみました。
#前提
基本的には現時点でも、2015年3月4日、MMDAgentのマニュアル公開(暫定版)にあるマニュアルPDFの「MMDAgent を Android で利用する手順」にしたがえばよい様です。
ただし、MMDAgent, Andoroid Studio 共に、バージョンアップで変更となっている部分もあるので、そういった読み替えが必要となる部分があります。
#変更内容
具体的には以下のような部分は変更となります。
##gradleバージョン対応
Q1にあるgradleバージョンの書き換えは行わず、かわりに2箇所ある project.plugins.findPlugin ( 'com.android.application' ).getNdkFolder () をplugins.getPlugin('com.android.application').sdkHandler.ndkFolder に書き換えるとよい様です
参考) Android Gradle Plugin 1.1.0 - getNdkFolder() not found anymore, any replacement?
##その他
- 6.マニフェストファイルの編集 で行う、MMDAgent¥app¥main¥AndroidManifest.xml の編集は編集前のファイルの内容にあわせて、android:label 等を設定する。
- 7.local.properties の編集 は不要の様なので、確認のみ実施する。
- 8.build.gradle の編集 は編集前のファイルのdefaultConfig,buildTypes を残し、task makeConfigFile の内容は MMDAgent-1.6.1 の Makefile 中、config.h の作成部分にあわせる。
#後記
Android Studio 2.2 では cmake が導入されたので、対応すると色々捗りそうですが、これはとりあえずのメモです。