OCIのコンパートメント内のリソースをTerraform構成ファイルとして出力するリソース・マネージャのResource Discovery機能を使ってみた。
既存コンパートメントからスタックを作成
Webコンソールから「ソリューションおよびプラットフォーム」の
「リソース・マネージャ」>「スタック」を選択
「既存のコンパートメント」を選択し、リソースが存在するコンパートメントを選択
構成ファイルのダウンロード
スタックの作成が完了後「Terraform構成ファイル(.zip):」からzipファイルをダウンロードができました。
補足
スタック作成時に、出力する対象のサービスを複数指定することも可能
vars.tf
リージョン、Compartment_ocid のほかマーケットプレースイメージのOCIDが含まれていました。
おわりに
簡単にTerraform構成ファイルを出力することができました。
Resource Discoveryこの機能により以下が可能になります。
- 手動管理インフラストラクチャからResource Manager制御インフラストラクチャに移行
- TerraformがHashiCorp構成言語(HCL)構文を使用してOracle Cloud Infrastructureリソースを表す方法の学習
- 別のテナンシーまたはコンパートメントで既存のインフラストラクチャを複製または再構築
構成ファイルは、指定可能なオプションがすべて記載されているので、再作成に必要な記述に編集することで次の環境を作成できました。