Oracle Database 新機能(12c R2)拡張索引圧縮(アドバンスト索引圧縮)
これまでOracle Databaseの索引を圧縮して格納領域を節約する場合、複数列に対する索引を圧縮する接頭辞圧縮(キー圧縮)がありました。
Oracle Database 12c ではAdvanced Compression Optionの機能が拡張され、拡張索引圧縮(アドバンスト索引圧縮)として単一列の索引に対しても圧縮が可能になり、
Relese2(12.2)からは、高い圧縮率および単一列の一意索引の圧縮も可能になりました。
利用例
索引の作成、再作成のDDL文に COMPRESS ADVANCED句を追記する(create index/ alter index ~ rebuild 共通)
圧縮効果
圧縮の効果は圧縮アドバイザ( DBMS_COMPRESSION パッケージ)で確認が可能
SH スキーマの SALES表(918843件)のtime_id列への索引(BLEVEL2 , リーフブロック数2440)での例
Advanced Low:1.7倍の圧縮 (圧縮後のブロック 1421)
Advanced High:9.9倍の圧縮 (圧縮後のブロック 246)