[OCI] Autonomous Database) SQL Developer Webの接続ユーザの変更してみた。

OCI Autonomous Database(ADW/ATP)では、デフォルトでSQL Developer Webが構成されています。
Webコンソールから起動するSQL Developer Webは、ADMINユーザで接続するように構成されています。
ADMINユーザ以外のDatabaseユーザで接続する方法を試しました。

参考情報

• SQL Developer Webへのユーザー・アクセスの有効化

Databaseユーザの作成

ADMINユーザでAutonomous Databaseに接続し
Databaseユーザを作成、必要な権限の付与（表領域Quataなど）

create user demo identified by <demo user password>;
grant connect,resource to demo;
ALTER USER demo QUOTA UNLIMITED ON DATA;

ユーザー・アクセスの有効化

引き続きADMINユーザで次のコードを実行

begin    
  ords_admin.enable_schema(
    p_enabled => true,
    p_schema => 'DEMO', -- Actual name of the schema
    p_url_mapping_type => 'BASE_PATH',
    p_url_mapping_pattern => 'api', -- Alias used in the URL for access
    p_auto_rest_auth => true
  );

  commit;

end;

• p_schema => 接続するすべて大文字のデータベース・スキーマ名
• p_url_mapping_pattern => ユーザーがSQL Developer Webへのアクセスに使用するURLに表示されるスキーマ名の別名
  • スキーマ名自体は使用を避けることでスキーマ名が公開されない

SQL Developer Webの起動とアクセスするURLの変更

1. WebコンソールからAutonomous Database の詳細から「ツール」をクリック
   

2. 「SQL Developer Webを開く」をクリック
   

3. 表示されるURLの文字列の「admin」を p_url_mapping_pattern で指定した文字列に変更
   

4. p_schema で指定したデータベースユーザでログイン
   

5. 指定したユーザでログインされていることを確認
   

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SQL Developer Webの接続ユーザの変更ができました。