Todoist APIを使って、Todoist CLIクライアントを作ってみた。

Todoistは人気のタスク管理ツールですが、普段ターミナルを多用する開発者にとっては、CLIからタスクを管理できると便利です。そこで、Todoist APIを活用して、シンプルなCLIクライアントを作成しました。本記事では、その概要と使い方を紹介します。

毎日のやるべきことをオンライン上で管理できるタスクツールです。ブラウザとスマホアプリケーションどちらも対応しているため、外ではIphoneで開いて、家ではパソコンで開いてなんて使い方もできます。
⇒ Todoist公式

普段はTodoistをメモ、後でやること、タスクがごちゃごちゃになったとき書き込むという使い方をしています。毎日使う分には、様々な機能は使わないというのが正直なところです。

パソコン作業中にわざわざTodoistのブラウザを開いたりするのはめんどうです。また、普段はコマンドラインで作業をしていることが多くマウスに持ち替えるのもめんどうです。
なので、コマンドライン上でTodoistを扱えたら最高じゃん！ってことになりました。

Github上にはいくつかのTodoist CLIクライアントが存在します。
しかし、様々な機能がついていたので、とにかくシンプルなものを作りたかったです。

今回作成したCLIツールのソースコードは、GitHubで公開しています。

このツールを使用することで、ターミナル上でTodoistのタスクを追加、一覧表示、完了することができます。

このCLIツールでは、以下の操作を行うことができます。

すべての操作は、Todoist APIを通じて行われます。

リポジトリのクローン

git clone https://github.com/kentyja12/todoist-CLI.git
cd todoist-CLI

必要なパッケージのインストール
```
pip install -r requirements.txt
```
環境変数の設定

.env ファイルを作成し、以下の情報を記載します。
```
TODOIST_TOKEN=your_todoist_api_token
INBOX_ID=your_todoist_inbox_project_id
```
TODOIST_TOKEN は Todoist API から取得できます。

タスクを追加するには、以下のコマンドを実行します。僕は基本的にこのコマンドしか使ってません。

todo add "新しいタスク"

また、特定のプロジェクトに追加したい場合は -p オプションを指定します。

todo add "プロジェクト用タスク" -p 123456789

現在のタスクを表示するには、以下のコマンドを実行します。またまた僕はこのコマンドしかつかってｍ

todo ls

特定のプロジェクトのタスクを表示したい場合は -p オプションを使用します。

todo ls -p 123456789

タスクを完了するには、タスクの番号またはタスク名を指定します。

todo check 1

または、複数のタスクを一度に完了することも可能です。

todo check 1 2 "特定のタスク名"

このツールの主なポイントは以下のとおりです。

本記事では、Todoist APIを活用して作成したCLIツールについて紹介しました。このツールを使えば、ターミナルから簡単にTodoistを操作できるため、タスク管理がより効率的になります。

興味のある方は、ぜひ GitHubのリポジトリをチェックしてみてください！

今後も機能追加を行っていく予定なので、コントリビューションも歓迎です！