はじめに
サイトリニューアル後、流入数が激減!
あれ?流入数が減ったみたいだけど、どうしたらいいの?
SEO対策、なにすりゃいいんだ?
1年程前までそんな感じだった私が、流入数を回復するために
爆速でSEOの知識を吸収してきたことをできるだけ噛み砕いて説明をします。
特に下記のような方には為になる記事かと思います。
- Google検索の仕組みが気になっている方
- SEO対策したいけど、意識すべきポイントがわからない方
- SEOへの影響を意識しながら仕様検討したい方
SEOの基礎知識
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化のことを指します。
これは、ウェブサイトの検索エンジン上での表示順位を上げるための技術や戦略のことです。
Google検索の仕組み
YahooやBingなど様々な検索エンジンが存在しますが、今回は圧倒的に使用されているGoogleを例にして説明していきたいと思います。
Google検索は、ユーザーが検索したキーワードをもとに、関連性の高いページを検索結果に表示していきます。
ただし、そもそもGoogleがページの情報を保持してもらえなければ、そのページは私達ユーザーの目に触れることはありません。
では、どうやってGoogleにページの情報を保持してもらい、検索結果に表示してもらえるのかを簡単にお伝えしたいと思います。
Googleは「①サイト巡回➝②インデックス➝③検索結果に表示」の流れで、ユーザーのもとにページを提供します。
①サイト巡回
Googleは、(google botとも呼ばれる)クローラーでサイトの情報を収集します。
クローラーは、基本的には毎日巡回していますが、サイトの規模や更新頻度、品質などによっては、クロール頻度が異なる場合があります。
②インデックス
クローラーがサイト内を巡回する中で、発見したページをインデックス(検索エンジンのデータベース保存)するに値するか判定していきます。
ページの品質や信頼性、重要性などを評価し、その結果に基づいてインデックスに含めるページを選択していきます。
インデックスに値すると評価された画面の情報は、ページのコンテンツのみに限らず、画像や動画などのメディアファイルも含まれます。
③検索結果に表示
インデックスされたページから、ユーザーが検索したキーワードと関連性が高いページが検索結果に表示されます。
関連性が低い、またはインデックスのタイミングで評価が低いもののインデックスされた画面は、掲載順位が低く表示されるので、①と②でしっかりとしたSEO対策が必要になります。
以上が、Google検索の仕組みとなります。
仕組みはわかったけど、具体的にどうやって対策すればいいの?と気になった方は、このまま読み続けてください。
具体的なSEO対策
ここからは一般的な対策方法を説明していきます。
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キーワードの適切な使用
キーワードは、検索エンジンで検索される単語やフレーズのことです。
サイトのコンテンツに沿った適切なキーワードを使用することで、検索エンジン上での表示順位を上げることができます。
また、ユーザーニーズの高いキーワードを分析して、使用するとさらなる流入数増加も狙えます。
有料のAhrefs、SEMRushや無料のGoogle Search Console、Google Trendsなどで分析できます。 -
メタデータの最適化
メタデータは、ページの情報を記述するHTMLタグのことです。(タイトルやディスクリプションなど)
これらを適切に設定することで、検索エンジンがページを正しく理解し、表示順位を上げることができます。
noindexとnofollowをうまく活用すると、サイト全体の評価に貢献できます。
Chrome拡張のSEO Minionなどを使うと、現状把握に役立ちます。 -
コンテンツの質の向上
コンテンツの質を向上させることは、SEO対策において非常に重要です。検索エンジンは、ユーザーが有益と感じるコンテンツを優先的に表示するため、質の高いコンテンツを提供することが求められます。
具体的には、E-E-A-Tを意識すると良いと言われてます。
E-E-A-T:「経験(Experience)」「専門性(Expertise)」「権威性(Authoritativeness)」「信頼(Trust)」の略
上記をざっくり説明すると、実際に経験したリアルな情報である、他のサイトで紹介されているページである、ユーザーからのレビューや口コミがサイトに掲載されている、コンテンツにオリジナル性がある等を意識する必要があるということです。
(英文ですが。。。)詳細はこちら:https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/ja//searchqualityevaluatorguidelines.pdf -
内部リンクの最適化
内部リンクは、サイト内でのリンクのことです。
内部リンクを最適化することで、サイトの情報構造を明確にし、検索エンジンがページを正しく理解しやすくなります。
ユーザーニーズの高い重要ページを精査して、適切な内部リンクを設置していくことで、重要ページのインデックス数増加を見込めます。
※ SEO対策はユーザビリティとのバランスが重要です。むやみに内部リンクを設置しすぎると、ユーザーを迷わせてしまうこともあるので、注意が必要です。 -
外部リンクの獲得
外部リンクは、他のサイトから自分のサイトへのリンクのことです。外部リンクを獲得することで、検索エンジンから信頼性や評価を高められます。
外部リンクは、Google Search ConsoleやGoogle Analyticsなどの無料ツールで、どのサイトでリンク設置されているか確認できます。どのページがリンクの対象になっているかも確認できるので、対象ページのコンテンツ拡充するなどの施策を打つことも効果的かと思います。
まとめ
ざっと説明してきましたが、
まだまだここで説明しきれない対策や定期的な監視方法などもあります。
あくまで基礎知識となっているかと思いますが、
今後の既存サービスの改善、新規機能開発、新規ページ作成、新規サービス立ち上げなどの参考になれば幸いです!