TL;DR
ここ数年流行りのYouTubeのshortsの条件は、動画が1分以内でかつアスペクト比が9:16であること。
今回は、Finderから動画を9:16にするworkflowをAutomatorで作成した。動画本体のアスペクトは変えずに、左右上下に黒いボックスを付け加えて動画の画面サイズだけ9:16にする。
手順
① Automatorを開く
Automator→新規→クイックアクション
② 条件設定
ワークフローが受け取る現在の項目
をムービーファイル
にする
イメージ
はお好きに
検索対象
をFinder.app
にする。
③ シェルスクリプトを実行
シェルスクリプトの中に以下のソースをペースト
name="$1"
/usr/local/bin/ffmpeg -i "$1" -pix_fmt yuv420p -vf "pad=width=max(iw\,ih*(9/16)):height=ow/(9/16):x=(ow-iw)/2:y=(oh-ih)/2" "${name%.*}_shorts.mp4"
④ 通知用AppleScript
これはなくてもいいが、完了したときに通知させる。
AppleScriptを実行
をダブルクリック
on run {input, parameters}
display notification "変換処理が完了しました" with title "動画をshorts用に変換する"
return input
end run
をペーストする。
⑤ 保存
cmd+Sで名前をつけて保存する。このworkflowは /Users/$USER/Library/Services/
の下に保存される。
使い方
Finderから右クリック→クイックアクション→保存した名前のワークフローをクリック
元の名前_shorts.mp4 という動画ファイルが出力される。
もとの動画に左右上下に黒いボックスがついた9:16の動画のできあがり!