はじめに
インターネットを利用、活用するために必要不可欠なシステムです。
普段インターネットを利用していても意識することがないので仕組みについて調べてみました。
目次
1.DNSとは
2.IPアドレスとは
3.ドメインとは
4.DNSの機能
4-1.キャッシュDNSサーバ
4-2.権威DNSサーバ
5.DNSの仕組み
DNSとは
「DNS(ドメインネームシステム/Domain Name System)」は、ドメイン名に対応するIPアドレスを教えてくれるシステムです。 例えば「aaa.jp」とブラウザのアドレスバーに入れると、DNSに問い合わせを行い、IPアドレス「172.0.2.1」を教えてくれます。 DNSのサービスを実際に担当しているのはDNSサーバーです。 DNSサーバーは2つの種類があります。 PCからの名前解決要求(このドメインのIPアドレスは何ですか?)をとりまとめる「キャッシュDNSサーバ」と、 名前解決要求に対して名前解決結果を返答する「権威DNSサーバ」があります。
引用:https://remacre.jp/column/homepage/8786/
IPアドレスとは
IPアドレスとは、ネットワーク上で住所(数字の羅列)です。
ネットワーク上での通信相手を識別するために使用されます。
インターネットに接続するすべての端末にはIPアドレスが与えられます。
例)172.0.2.1
しかし、IPアドレスは人にとっては覚えにくい数字の羅列。
人が覚えやすいドメイン名(文字列)というものが存在する。
ドメインとは
ドメイン名とは、ネットワーク上で住所(文字列)です。
人が覚えやすいようにIPアドレスを文字にしたものがドメインです。
IPアドレスとドメイン名を紐付けて管理しているのがDNSです。
DNSの機能
DNSによって、IPアドレスとドメイン名の変換を行うことを名前解決と言います。
PCからの名前解決要求(問い合わせ)を取りまとめるキャッシュDNSサーバと
PCから名前解決要求があったときに、管理情報を返答するサーバを権威DNSサーバという。
キャッシュDNSサーバ
DNSキャッシュとは、DNSによるドメイン名に対応するIPアドレスの問い合わせ結果を一定期間保存しておき、短期間に繰り返し同じ問い合わせを同じサーバに送らないようにする仕組みです。 この作業を担当するサーバーがキャッシュDNSサーバーです。 DNSサーバーの仕組み全体のスピードアップ化と権威DNSサーバーの負担を軽減する役割を担っています。
引用:https://remacre.jp/column/homepage/8786/
権威DNSサーバ
内部にIPアドレスとサーバ名などを対応させるレコードを持ち、キャッシュDNSサーバから来る名前解決要求に対して、返答を返してくれます。 権威DNSサーバは、世界中に分散しており、階層的に名前解決情報を保持しています。
引用:https://remacre.jp/column/homepage/8786/
DNSの仕組み
利用者(ユーザ)がPCのブラウザ上で、WEBサイトのドメイン名を入力し、WEBサイトが表示するまでの動きは下記のようになります。
①ユーザがブラウザからドメイン名入力し、キャッシュDNSサーバにアクセスする
②キャッシュDNSサーバが権威DNSサーバに、管理情報を問い合わせる
③管理情報のあるDNSサーバーはキャッシュDNSサーバーに、IPアドレスを回答する
④キャッシュDNSサーバーはユーザに、IPアドレスを回答する
⑤IPアドレスでWebサイトにアクセス
⑥WEBサーバからデータを返す、ブラウザ上にWebサイトが表示される
権威DNSサーバはドメイン名をドット.で区切ってそれぞれの階層ごとに管理しています。
区切られた階層の一番上のものをルートサーバといい、
そこから順に下位のサーバに問い合わせをしていき必要な情報を取得します。
参考