はじめに
最近、gcloudコマンドをインストールすることがあったので備忘録として記す。本記事で記す方法は、インストールに際してroot
で実行する必要はない。インストール中に幾つか質問が現れるので注意が必要である。root
になれる環境であれば、apt
やyum
でインストールできるため、そっちを使ったほうが楽かもしれない。
インストール
このコマンドでダウンロードとインストールが実行される。
$ curl https://sdk.cloud.google.com | bash
インストール中の質問は、全てEnterキーを押し続けていれば問題ないはず。
Do you want to help improve the Google Cloud SDK (Y/n)? y
Modify profile to update your $PATH and enable shell command
completion? (Y/n)? y
Enter a path to an rc file to update, or leave blank to use [/home/test-user/.bashrc]:
インストールユーザの.bashrcが書き換えられているので、その内容を反映させる。すると、gcloudコマンドにパスが通るようになる。
$ exec -l $SHELL
$ which gcloud
~/google-cloud-sdk/bin/gcloud
認証
このコマンドで、自分のアカウントにログインする。
$ gcloud init
ここはEnterを押しておけばいい。
Your current configuration has been set to: [default]
URLが出力されるので、ブラウザで開いて、GCPで使っているメールアドレスでログインする。すると、認証キーが画面に現れるので、それをプロンプトにコピペする。
You must log in to continue. Would you like to log in (Y/n)? y
Go to the following link in your browser:
¦ https://accounts.google.com/o/oauth2/XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
Enter verification code: YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY
ここもEnterでいい。
You are logged in as: [your-email@address].
Your current project has been set to: [your-project-name].
Google Cloud Storageだけ使う場合などには、n
で問題ない。y
を選ぶと、regionの選択プロンプトが現れる。
Do you want to configure Google Compute Engine
(https://cloud.google.com/compute) settings (Y/n)?
以上。
Appendix