概要

sshを使った認証とsshfsを使った認証で少し使い方が違ったため、つまづいたことを載せます。

sshによる公開鍵認証

公開鍵の作成手順とサーバ側での認証方法の設定(公開鍵がないと接続できないとか)は省略します。

認証コマンド

$ ssh -p ポート番号 -i ~/.ssh/id_rsa [リモートユーザー]@[リモートサーバーのホスト名]

sshfsとはsshを経由して他のサーバのディレクトリをマウントすることができます。
インストールが必要なので適宜行なってください。

今回はローカルの~/mountpointディレクトリにマウントさせたいと思います。

認証コマンド

$ sshfs -p ポート番号 [リモートユーザー]@[リモートサーバーのホスト名]:[リモートサーバーのマウントしたいディレクトリ] [ローカルのマウント先ディレクトリ]

つまづいた方法

$ sshfs -p ポート番号 [リモートユーザー]@[リモートサーバーのホスト名]:[リモートサーバーのマウントしたいディレクトリ] [ローカルのマウント先ディレクトリ] -i ~/.ssh/id_rsa

ssh接続と同じように-iオプションで秘密鍵の指定ができると思ってました。しかしそうじゃなかった。。。

正しい方法

$ sshfs -p ポート番号 [リモートユーザー]@[リモートサーバーのホスト名]:[リモートサーバーのマウントしたいディレクトリ] [ローカルのマウント先ディレクトリ] -o IdentityFile=~/.ssh/id_rsa

-o IdentityFileオプションで秘密鍵を指定することで接続できました。

sshfs -p ポート番号 [リモートユーザー]@[リモートサーバーのホスト名]:[リモートサーバーのマウントしたいディレクトリ] [ローカルのマウント先ディレクトリ] -o ssh_command='ssh -i ~/.ssh/id_rsa'

このように-o ssh_commandでsshで秘密鍵を指定する方法を加えることで接続できました。