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勉強がてらにEnvoyのドキュメントを邦訳してみました。ベースはGoogle Translateで、ところどころ不自然な箇所を直しています。
原文としたのEnvoyのドキュメントはこちらのディレクトリ以下にあります(ライセンス:Apache License 2.0, NOTICE)。
用語
メインのアーキテクチャードキュメントに入る前に、いくつか定義をしておきます。定義の中には、業界内で少し論議を呼んでいるものもありますが、それが Envoy 自身がドキュメントおよびコードベース全体でそれらをどう扱っているということです。まあ、そんなものですよね。
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ホスト
ネットワーク通信が可能なエンティティ(携帯電話、サーバーなどのアプリケーション)。このドキュメントでは、ホストは論理ネットワークアプリケーションです。ハードウェアの物理的な部分では、それぞれを個別にアドレス指定できる限り、複数のホストを実行することができます。 -
ダウンストリーム
ダウンストリームホストはEnvoyに接続し、要求を送信し、そして応答を受信します。 -
アップストリーム
アップストリームホストはEnvoyから接続と要求を受信し、応答を返します。 -
リスナ
リスナは、下流のクライアントによって接続することができる名前付きネットワークロケーション(例えば、ポート、ユニックスドメインソケットなど)である。 Envoyは下流のホストが接続する1つ以上のリスナーを公開します。 -
クラスタ
クラスタとは、Envoy が接続する論理的に類似したアップストリームホストのグループです。 Envoy はサービスディスカバリを通じてクラスタのメンバーを発見します。これはオプションで、アクティブヘルスチェックを介してクラスターメンバーのヘルスを決定します。 Envoyがリクエストをルーティングするクラスタメンバーは、負荷分散ポリシーによって決定されます。 -
メッシュ
一貫したネットワークトポロジを提供するように調整するホストのグループ。このドキュメントでは、「Envoyメッシュ」とは、さまざまなサービスやアプリケーションプラットフォームで構成される分散システム用のメッセージパッシングサブストレートを形成するEnvoyプロキシのグループです。 -
ランタイム構成
Envoyと一緒に配置された帯域外リアルタイム構成システム。 Envoyを再起動したり、プライマリ設定を変更したりすることなく、動作に影響を与える設定を変更することができます。