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プロダクト アドベントカレンダー01.jpg

この記事は 株式会社ログラス Productチーム Advent Calendar 2024 のシリーズ 1 、17日目の記事になります!12月に入社しました、ProductHRの山﨑が担当させていただきます!

はじめに

この記事は元々入社エントリを書く予定だったのですが、タイトルにある通り「新しい環境に飛び込む不安を抑えるセルフマネジメント」について記載しています。

そもそも、なんでテーマを変えたの?という点ですが、実はこの記事を書いている今は12月5日。私は12月入社なので、まだ実質4日目、加えて(軽く後述しますが)、私はエンジニアではなくHRの人間なので「QiitaプレゼンツのAdvent Calendarで、私のキャリアについて書いて参考になる人いるのかなぁ・・・」という思いと、いろいろな組織に参画した経験を伝えられるのではと考え、勝手にテーマを変えてみたわけです。

今回は職種に限らず新しいチームに参加する際に「新しい環境に馴染むために」を書いてみます。いくつか、そういった記事もあると思いますので、参考の一つとしていただければ。

ちょっと自己紹介

冒頭で入社エントリではないと書きましたが、とはいえ誰が書いてるんだ?という点は押さえておきたいので、軽めの自己紹介です。

私はProductHRという部門で採用をメインに担当しています。

※ProductHRについては、SELECKさんの記事【1年で社員数が倍増!ログラスの新採用チーム「ProductHR」の役割【SELECK miniLIVEレポート】をご参考ください。

直近のキャリアとしては、個人事業主としてHRBP(事業成長を人と組織の面からサポートする役割)を名乗って、法人の抱える採用課題に上流から取り組ませていただいており、かつ、自分自身で営業活動をして顧客獲得を行っていました。そういった自身の業務的なバックグラウンドとログラスが取り組んでいる採用がマッチし、ビジョンにも共感できたこともあり、ご縁あって入社しています。

閑話休題。

新しい環境が抱える状態

さて、本題です。組織をつくっていく中で人の出入りがあり、出入りがあれば当然ですが、「受け入れる側(既存メンバー)」と「受け入れられる側(新規メンバー)」が存在します。

既存メンバーは「どうすれば不安を解消してくれるのだろう」など、様々な思いをめぐらせながら受け入れを進めていきます。しかし、そういった思いとは裏腹にやりたいことはたくさんあるけれどうまくできないこともあるものです。

これは、組織をつくった経験が乏しかったり(組織の規模に合ったユースケースが少ない)、組織の動きが早く、受け入れるために何が必要かが異なるなどの様々な要因があるものです。

そんな時、新規メンバーが不安や不満を募らせるだけではもったいないと思っています。

そこで、今回は期待と不安で胸がいっぱいな新規メンバーはどんな準備をして、どんな動きをすればいいのか、気の持ちようみたいなものを考えていきます。

環境が変わることのストレス

まず最初に意識した方が良いことは、「自分はストレスを感じていてケアをしなければならない」という観点です。

ご存じの方は多いかもしれませんが、まず、大前提として人は環境の変化に対してストレスを感じやすい生き物です。

代表的なものでいえば

・転勤/転居

・転職/異動

・結婚/出産

など、人は良し悪しに関わらず、自分の習慣が変わる出来事にストレスを感じてしまうものです。ともすれば、転職あるいは配置換えのきっかけが自分にとってポジティブでもネガティブでも、変わったことにストレスを感じてしまうものです。

「いや〜僕はストレス耐性が強いからさ」と鋼のハートをお持ちの方もいるかもしれません。適度なストレス(例えば本番前の緊張感など)は心身に良い影響をもたらす事もありますが、過度なストレスは積み重なる事で悪影響に繋がることが多いです。今は大丈夫でも、解消しきれない積み重ねが、ある日大きな課題として目の前に来る可能性があるのだと知っておいてください。

では、悪い(あるいは過度の)ストレスをどう解消すべきか、という話については「ストレス 解消」で検索できるので色々調べてみるのもありでしょう。経験則で話をするのであれば「変化が起きる前にしていた習慣に近づける」ことがオススメです。焦ってストレス解消するとそれがかえって・・・というケースもあります。睡眠時間、入浴、食事などなど、自分が慣れ親しんだコト/モノになるべく触れましょう。

チームの心理的安全性に向き合う

では、ストレスを受け止め、仕事に向き合う心構えの準備ができたところで、具体的に何をしていくかを考えていきましょう。

今回は、心理的安全という観点に着目しています。心理的安全性とはエイミー・エドモンドソン教授によって提唱された概念で、平たくいうと、「自身のアイデアや意見をどれくらい安心して表現できるか」を示しています。

この、心理的安全が足りないと4つの不安、「無知だと思われる不安」、「無能だと思われる不安」、「邪魔をしていると思われる不安」、「ネガティブだと思われる不安」にさいなまれてしまい、チームや組織における居心地の悪さやパフォーマンスの低下を生み出してしまうのです。

4つの不安をチーム側だけでなく、自らも解消に寄与するのなら

・無知だと思われる → 知識を有している

・無能だと思われる → スキルを有している

・邪魔をしていると思われる → 自立している

・ネガティブだと思われる → 積極的である

ところを目指していくことが良さそうです。では、具体的に整理していきます。

簡単なことからコツコツと

4つの不安に大して何をすべきかということですが、大きく分けると、「情報を整理すること」と「小さなアウトプットを出すこと」の2つに注力すると良いのではないでしょうか。

順を追って解説していきます。

まず、情報の整理です。これは、前述の不安の中でも「知識を有している」に関わりますが、新しい環境では、情報収集とインプットに勤しむ方も多いのではないでしょうか。

ただ、この情報収集には落とし穴があって、全ての情報を短期間でインプットすることは非常に難しく、インプットに費やした時間とインプットした情報を使って成果を出すことは必ずしも比例しません。

そもそも、なぜ情報を集めるのかと言えば、その情報を使い業務を円滑に進めるためですので、情報を集め/覚えるのではなく、情報を整理/引き出せる状態の方が効率的です。

具体的な手法としてオススメするのは、

・カテゴリー分けする

・サマリーを書いて保存する

です。ちなみに、私の場合「自分の業務に関わりそう/部署に関わりそう/よくわからないけど見た方がいいかも」程度にざっくり分けて、その後、使用頻度に応じてカテゴリーを変え、サマリーも直していきます。(カテゴリー&サマリーの詳細については「エンジニアが知っておきたい思考の整理術 複雑な情報を【理解する】【伝える】テクニック開米 瑞浩(著)」をご参考ください。)

情報は、文化や背景、ジョインしたタイミングに応じて、鮮度が変わりますので、最初に覚えきろうとしたりせず、柔軟に分類しておくことが、必要に応じた出し入れを楽にするのでオススメです。

さて、もう一つは小さなアウトプットを出すことです。

これは、「スキル、自立、積極性」に関わるのですが、ポイントは”小さな”です。チーム/組織は常に課題に向き合っていますが、概ね(ROIとかインパクトとか指標は様々なれど)大きな課題にチャレンジするものです。しかし、その中にも小さな課題がいくつかあって、優先度的には触れられていないケースがあります。こうした”誰でもできるけれど、今そこにリソースを避けない小さな課題”は、入社時のメインミッションがなかったり、時間にゆとりがある新規メンバーが自発的に対応するのに最適です。

なぜなら、小さな課題ですので、短時間で取り組めアウトプットが出しやすく、課題解決をベースに業務の全体像を自ら知ることもでき、アウトプットをベースに周りが自分のスキルを理解してくれやすいからです。そうすることで、チーム/組織での仕事の進め方に慣れ、よりインパクトがある大きな課題にも取り組みやすくなります。

この2つのポイントを押さえ、心理的安全を自らも作っていく足がかりとしていくと、徐々に不安が和らぎ、成果にもきっとつながっていくのではと思います。

おわりに

以上、「新しい環境に飛び込む不安を抑えるセルフマネジメント」というテーマで記載させていただきました。新しい環境に対して不安があり、何をすべきか悩む方の一助になれば幸いです。

ログラスでは、同じ志を持ち、組織の成長をともに支える仲間を積極採用中です。私たちはチームに馴染みやすい環境を用意していますし、これからもチームをよくしていこうと考えておりますので、ご興味持っていただける方は、ぜひお話ししましょう!

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