#CentOS7でフォントを少しいじるメモ
リナックスにフォントのインストールやあれこれする必要があった。
毎回ググってたので、ここにメモする。
意外とfontconfigに関する情報って纏まってない気がする。
#インストール
フォントのインストールは実体のフォントファイルを特定のディレクトリにコピーするだけでいい。
###・すべてのユーザー向け
全リナックスユーザーで共通に使用するフォントは
/usr/share/fonts/
にコピーする
cp /path/to/fontfile /usr/share/fonts
ちなみに/usr/share/fonts/に新たにディレクトリを作成した階層構造にしても問題ない。
cp /path/to/fontfile /usr/share/fonts/AdditionalFonts/
###・特定のユーザー専用
特定のユーザーにのみフォントの追加を行う場合、
追加したいユーザーのホームディレクトリに
.local/share/fonts/
というディレクトリを作って、その配下にフォントファイルをコピーする
(すでに存在していれば作成する必要無し。)
cd /home/username
mkdir ./.local/share/fonts/ #すでにあれば必要無し
cp path/to/fontfile .local/share/fonts/
こんな感じでOKだと思う。
#fc-list
インストール済みフォントはfc-listで取得できる。
fc-list
ちなみに
fc-list -v
とすると一覧の情報が詳細になる。
ここで取得できるのは、fc-listコマンドを実行したユーザーが使えるフォントである。
ユーザーAに対してインストールしたフォントはたとえrootで実行しても表示されないので注意。
#fc-match
あるキーワードを渡すと、それにマッチすると思われたフォントの情報が返される。
こんな感じ
fc-match serif
すると返り値はこんな感じ
SourceHanSerif-Medium.otf: "Source Han Serif" "Medium"
#ファイル名 フォント名 ウェイト
ウェイトを指定して検索する場合
fc-match serif:weight=bold
や
fc-match serif:bold
のように:weight=
をつけたり:
区切ってやるといいみたい。
ちなみにfc-matchでも-v
のオプションを付けることで、
詳細なフォント情報を出力させることができる
そのほかの条件で検索する場合
ファイル名なら
fc-match :file="/usr/share/fonts/gen_min/SourceHanSerif-Regular.otf"
ポストスクリプト名なら
fc-match :postscriptname=SourceHanSerif-Regular
こう
そんなかんじ