puppeteerを使ってスクリーンショットを撮る

PhantomJSを使った処理を作っていたら、なんかうまくいかなかったので
Googleが作っているというnode.jsからchromiumを実行するモジュール「puppeteer」を使った時のメモ

インストール

実行環境はCentos7.3
まずはnpmコマンドでモジュールのインストールをします。

npm install puppeteer -g

このコマンドでpuppetterとchromiumがグローバルインストールされます。

しかし、これだけでは依存関係のすべてがインストールされるわけではないので、
足りないものがある場合は別途インストールする必要があります。

puppeteerがインストールされているディレクトリに移動して
依存関係の一覧と有無を確認します

cd node_modules/puppeteer/.local-chromium/linux-499413/chrome-linux
ldd ./chrome

このコマンドで出力される内容の内、not found になっているものをyum等を使ってインストールします。

インストールした後、もう一度同じようにコマンドを実行し、not found がなくなればOKです

実行

puppeteerをrootユーザーで実行する場合は

test.js

puppeteer.lunch()

ではエラーになるので

以下のように明示的に--no-sandboxのオプションを付ける必要がある

puppeteer.lunch({args: ['--no-sandbox']})

実際に使うとこんな感じ

screenshot.js

async function screenShot (url){

　var puppeteer = require("puppeteer")

  try{

    const browser = await puppeteer.launch({ args: ['--no-sandbox'], timeout: 30000 });
    const page = await browser.newPage();

    await page.goto(url);
    await page.screenshot({ "path": "path/to/png or jpg" });
    await browser.close();

　　console.log("OK")

  }catch(e){
    console.log(e)
  }
}

スクリーンショットを取ってくるサンプルです。
画面サイズの指定がないので、見切れたりするかも・・

ちなみに、puppeteerはPromiseベースなのでasync/awaitと相性がいいです。