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Make.comでNotionのタスクをGoogleカレンダーに自動同期させてみた

Last updated at Posted at 2025-07-15

Notionでタスク管理すると、Notionカレンダーを使うことでカレンダーにもタスクが表示されるし最高!
NotionカレンダーはGoogleアカウントと連携できるから1つで管理できて嬉しいね。

けど、会社のメンバーは私のカレンダーを表示しても、Googleの方しか見れないんだよなー。。。
( ;∀;)

という

NotionカレンダーとGoogleカレンダーを連携しても、別の予定として表示されてしまう問題

に直面しました。

調べさせてみた!

image.png

今回はClaudeさんに聞いてみます。

1. Google Calendar APIを使った同期ソリューション
2. Zapier/Make(Integromat)を使ったノーコードアプローチ(推奨)
3. Google Apps Scriptを使った軽量ソリューション
4. 共有カレンダーアプローチ

エンジニアじゃない人にも展開したいので、わかりやすくて、安定感のある方法にしたいな。

image.png

これありかもしれない。

改めて整理しておこう

解決したい課題を整理

  • Notionでタスク管理をしている
  • 日時プロパティを持つタスクをGoogleカレンダーに表示したい
  • メンバーが自身のGoogleカレンダーで他メンバーのタスクを確認できるようにしたい
  • エンジニアではない人でも設定できる方法が必要

全体の仕組み

定期的にNotionを見に行くのではなく、更新時にリアルタイムで同期されるのがポイントです!

ではさっそく
image.png

NotionのDB用意まではOKです。

Make.com設定手順

アカウント作成

まずはアカウントを作成
https://www.make.com/en

Webhookの設定

make.comでシナリオという単位でワークフローを管理します。

  1. サイドバーのscenariosをクリックするとシナリオの一覧画面が表示されます
  2. 右上の「Create a new scenario」から新規作成画面に行きます
    image.png
  3. 今回はNotionからmake.comにデータを送信させるので、Webhooksを選択します
  4. 続けて、Custom Webhookを選択します
  5. すると以下の表示になります
    image.png
  6. Create a Webhookをクリック
    image.png
  7. フォームへ入力
    1. Webhook name:好きな名前
    2. (API Key authentication は今回は不要)
    3. Saveをクリック
  8. 以下のような表示になります
    スクリーンショット 2025-07-15 18.25.32.png

Notionオートメーションの設定

タスク管理DBで以下の設定

  1. 「⚡」アイコンをクリック
  2. トリガー:「プロパティが更新されたとき」→ 日時プロパティを選択
  3. アクション:「webhookを送信する」を選択
    3. URL: make.comの先ほど設定したwebhooks画面にて「Copy address ro clipboard」で取得
    3. コンテンツ:名前や日時など、make.comで受け取りたいプロパティを選択

テスト送信する(make.com)

  1. make.comの画面に戻ります
  2. 「Redetermine data structure」をクリック
    image.png
  3. 待機中の表記になります

成功のコツ
「Redetermine data structure」をクリックした後は、その画面を開いたままにする。

  1. Notionへ移動し、オートメーションを実行
    1. トリガーを「指定の日時プロパティが更新されたとき」としている場合はそのプロパティを更新すると、make.comへ送信されます
    2. 以下のように「Successfuly determined.」と表示されていれば受信成功です🎉
      スクリーンショット 2025-07-16 7.50.52.png
    3. Saveをクリック

Googleカレンダーへ予定を作成する

  1. webhookアイコンの右にある「+」をクリックし、次につなげる要素を作成していきます
    image.png

  2. リストからGoogle calendarを選択します
    image.png

  3. 今回は予定を作成したいので、「Create an Event」を選択
    image.png

  4. 連携先のGoogleアカウントにサインインします
    image.png

  5. 入力フォーム

    1. Create an Event:選択により、設定項目の数が変わります。今回はそのまま「In detail」

    2. Calendar ID:クリックすると、Googleカレンダーに紐づくカレンダーがリスト表示されますので、予定を作成したいカレンダーを選択します

    3. Event Name:作成する予定の名前です。Notionから受信するデータが階層的に表示されますので、クリックして選択します。私は「タスク名」というプロパティを送信したので、それを選択しています
      image.png

    4. All Day Event:終日の予定とするか

    5. Start Date:開始日時。例えば「期日」というプロパティで開始と終了を入れている場合は以下のように指定
      image.png

    6. Saveをクリック

シナリオの保存

image.png

しっかりと、画面下の保存ボタンか、ショートカット(ctr + S)で保存しましょう

シナリオの起動

  1. シナリオ一覧画面を表示する
  2. 先ほど作成したシナリオの「ON・OFF」ボタンを「ON」にする
    image.png

🎉設定完了です!🎉
Notionで管理するタスクが、Googleカレンダーでも見られるようになりました!

make.comの良いところとしては、利用状況が画面上でわかりやすく見ることができる点です。
image.png

そして、連携がうまくいっていない場合も、HISTORY画面から失敗の理由を把握することができるので解決がしやすいです。
↓↓の場合は、プロパティの指定でちゃんと日付のデータが入っているとこを指定できていなかったことが原因
image.png

まとめ

「Notionでタスク管理をしていて、Notionカレンダーにはタスクの表示ができるが、Googleカレンダーのほうに予定として出したい」
というシーンに対し、make.comを使ってリアルタイム同期する方法でチャレンジしてみました。
楽につなげられて、設定状況や利用状況が画面から見やすいというのはポイント高いですね。
これが便利であれば有料プランに行ってもいいですし、別の「Zapier」や「Dify」、「n8n」などにチャレンジしてみるのもありかもしれません。

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