2Dのキャラクターをインポートしてボーンを作成

2Dのキャラクターをインポートしてボーンを作成する

目次

• 素材の準備
• キャラクターにボーンをつける

はじめに

2Dキャラクターをインポートからボーン作成、アニメーション作成まで一通りの流れを体験したので記録としてここに残します。

素材の準備

• まずは外部のアプリケーションで生成したキャラクターの素材をpsb形式でunityにインポートします。

psb形式とは？
Adobe Photoshopで保存できる形式

「Adobe Photoshopでpsd形式で保存した後に外部サイトを使用してpsb形式に直すといいよ！」的な記事を見て外部ツールを用いて実践したがpsdからpsb形式に変換したときにレイヤー情報が失われてうまくいかなかった。
最初からpsb形式で保存しておくのが無難。

• unity側の準備としてとりあえず下記のPackageがあれば大丈夫。今どきのLTSのunity editorのバージョンのやつには大体入ってるみたい

• importしたキャラクターの名前の後に（PSD Importer）という表記があればインポートが成功している

キャラクターにボーンをつける

ボーンの編集画面を開く

• importしたキャラクターのInspectorにあるOpen Sprite Editorをクリックする
  

• 下記の写真のような画面が開くはずです。左上のSprite Editorという項目をSkinning Editorに変更します。
  

• Skinning Editorを選択すると下記の画像のようにレイヤーの情報を保持したままレイヤーを自動的に並び替えてくれます
  
  
  

• 左側のオプションのCreate Bonesでボーンを作成していきます。⇩

右上のVisibilityを押すとBoneとレイヤーの階層構造についてわかるのでこの機能は常時つけておきたい

• なんやかんやで完成したのがこれ⇩
  
  ポイントとしては動きそうな部分には全部boneをつけるのと細かいboneをまとめる大きなboneを作成すること。

これができたらAuto Geometryを実行してboneがレイヤーに与える影響度を設定します。
実際に実行してみると下記の写真のようになります。このままではとんでもないことになるのでBone InfluenceやWeight Sliderを使用してboneがレイヤーに与える影響を調節していきます。

例えば上記の画像でいえばキャラクターの体（body）の部分に対して複数のboneが影響しているのでそれを取り除きます。ここではBone Influenceを使用します。

使い方は簡単で上記の画像の「ーボタン」を押して[body bone]以外を取り除いていけばいいです。


上手く整理できると下記の写真のようになります⇩

腕の関節の部分のboneの影響力は上記の画像のようにグラデーションにすると自然な腕の曲げ方に見えます

まとめ

• 次はこのボーンを作成したキャラクターを使用してアニメーションを作成します。
  →アニメーション作成の記事へのリンク