チーム開発におけるコミュニケーションで大切にしたいこと4選
目次
- はじめに
- 前提
- 大切なこと4選
はじめに
私の経験値について
- 自分は今まで10回以上のチーム開発にジョインした経験があります。具体的には技育campのようなハッカソンや実務のアルバイトなどです。そのほとんどが[初対面]×[オンライン]というチーム開発を行う上ではかなり難易度の高い環境でした。これらの経験の中から大切にしたいこと4選を抽出しましたので記録として残しておきます。
この記事の目的
- この記事の目的は「これらを取得すれば万全の状態になる!」というような方法論を説くための記事ではなく、「コミュニケーションで大事なこと!」系の記事の一つのデータになることを目的としています。理由としてはコミュニケーションとはその人の色がよく出るものなのでその人のコミュニケーションの最適解はその人にしか出せません。しかし、多くの記事を見ることで「なんとなくの道しるべ」は見えるはずだからです。
前提
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コミュニケーションとはキャッチボールです。もしあなたがコミュニケーションの最適解を見つけることができたとしても、それを円滑なチーム開発につなげるためには、相手も最適解を見つけているという前提があります。
もし相手が最適解を見つけてなさそうであれば「何か予測不能の事態が起きるぞ・・・」という心構えを持っておく必要があります。
大切にしていること6選
1:明確に意図を伝える
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「明確に意図を伝える」ことは意外と難しいです。それでいてこれがないとチーム開発は滞ってしまうというほど大切な要素です。もしあなたがチーム開発を行ったことがなければ是非一度試してもらいたいのですが「言葉だけ」で自分のアイデアを他人に伝えるなんでことはほぼ不可能だと思ってもらって大丈夫です。
対策として最も有効なのはもちろん実際に制作物を持ってきて「こんなの実装したいけどどうかな?」と伝えることです。しかしこれは初心者にとっては制作物を作るだけでも時間をとられてしまうので効率的とはいいがたいかもしれません。
個人的に最もおすすめなのは「Figma」というプロトタイプ開発に特化したツールを使用することです。
これを用いることで単純なフロー処理も共有できますし、UIなども作成できるので実装イメージの共有がしやすくておすすめです。
2:報連相は早めに行う!
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報連相は早めに行いましょう!
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自分がミスしてしまってそれを「チームの人に共有するべきか迷う・・・自分で解決するべきなのでは・・・?」といって報告を遅らせていく。
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会議で言われたことを忘れてしまった。でも改めて聞いたら怒られそうで聞くのが億劫だ。。。
上記のような理由で報連相を遅らせてしまうことは誰にでもあることです。僕もそうでした。でもすぐにほかの人を頼りましょう!頼りすぎは良くないですが意外と周りの人は助けてくれます。もしそれで空気が悪くなったらそのチームは微妙だと思っていいです!むしろそれを遅らせてしまう方がより恐ろしい未来が待っています。。。
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↓開発の最後の方になって足りないことがたくさんあることに気づいた人
3:反応は明るく元気よく!
- チーム開発では普段の3倍は反応をよくしましょう(当社比)
反応は非常に大事です。当たり前かもしれませんがこれがあるかないかだけでチームの雰囲気、引いては開発の円滑状況は全然違います。わからないものには「わかりません!どういうことですか?」と、どんどん突っ込みましょう!こういう「質問できる雰囲気」を作っていくのは非常に大事です。
4:相手への思いやりは忘れない
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なんかいろいろ話しましたがぶっちゃけ一番チーム開発で大事なのはこれです。一緒に作業している仲間はAIや機械ではなく人間です。もちろんこっちがミスしなくてもあっちが勝手にミスして開発状況が遅れるなんてことはごまんとあります。その時に
「わかりました。では改めていつまでにできるか教えてください」
よりも
「オッケー!むずいよね!ちなみにいつまでにだったらできそう」
と一言添えるだけで全く違います。
この部分だけを切り取れば、「本当にそれ意味あるのか?」と疑問に持たれる方も多いかもしれません。しかし、僕の経験上思いやりを持って接したほうが明らかに開発状況が良いです。
また、開発の後期の方ではみんな心に余裕がなくなります。そこでどれだけ自分が思いやりを持ってあげられるかでチーム全体を支えられることにもつながります。これはエンジニアリングというよりも「人間力」かもしれませんね。
まとめ
ここまでに話したことは僕の経験上にすぎません。なので冒頭でも記述しましたが皆さんのコミュニケーション最適解を実際に開発経験を通してぜひ見つけてみてください!
ただこの記事を読んだ人がただ荒波に木のボートだけで挑んだ過去の自分より楽にコミュニケーション最適解を発見できることを祈っています。