8
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Zoom Meeting SDK と Zoom Video SDK の違いついて

Last updated at Posted at 2022-06-23

概要

  • 本記事はZoomのMeeting SDKとVideo SDKの違いについて解説します。
  • そもそもZoomのSDKって何?という方はQiita Zineのこちらの記事をお読みください。
  • 細かい仕様の違いについてはこちらのZoomサポート記事をご確認ください。

Meeting SDK

Copy of Developer Platform Fundamentals - SDK Deep Dive.jpg

  • ZoomのMeeting SDKを用いて、アプリやウェブサービスの中にZoom Meeting(もしくはZoom Webinars)を埋め込むことができます。
  • Zoom MeetingやZoom Webinarsと互換性があるので通常のZoomクライアントアプリと接続することも可能です。
  • UI/UXのカスタマイズはほとんどできません、そのぶん簡単に組み込めます。
  • チャット、ブレイクアウトルーム、クラウド録画など通常のZoom MeetingやZoom Webinarsで提供されている機能の大半がご利用いただけます。
  • 社内利用(Zoom Meeting/Webinarsの 参加者全員が契約企業に所属している場合 )であれば有償のZoomライセンスのご契約があればご利用いただけます。無償ライセンスでの動作は保証していません。
  • 第三者利用(Zoom Meeting/Webinarsの ホストまたは参加者が契約企業に所属していない場合 )になる場合、Zoom ISVパートナープラグラムに参加頂くか、Zoom App Marketplaceにご登録いただく必要があります。
  • Native Meeting SDKではAndroid, iOS, Windows, MacのMeeting SDKが提供されています。
  • フレームワークではElectronとIonicのWrapperを提供していますがWindows, MacのNative Meeting SDKの利用を推奨しています。
  • Web Meeting SDKはChrome, Safariなどデスクトップとモバイルの主要ブラウザをサポートしてます。
  • 詳細はこちらのドキュメントでご確認ください。

Video SDK

Copy of Developer Platform Fundamentals - SDK Deep Dive.png

  • Zoom Video SDKでアプリやウェブサービスにビデオ通話の機能を埋め込むことができます。
  • インフラはZoomなので高品質かつ高い信頼性が担保されていますが、通常のZoom MeetingやZoom Webinarsとは互換性がありません(接続できません)。
  • 標準のUI/UXが提供されません。画面レイアウトなどをゼロから設計する必要があります。ただしJumpstartでWeb SDKにはひな形を提供するするようになりました。
  • チャットやブレイクアウトルームなど、ビデオ通話以外の機能は原則的に提供されません。ただしクラウド録画は提供されるようになりました。
  • 社内利用/第三者利用ともにZoomのウェブサイトでサインアップしてクレジットカードをご登録いただくだけで、月に1万分までは無料でご利用いただけます。1万分以降は従量課金で有料になります。
  • Native Video SDKではAndroid, iOS, Windows, MacのVideo SDKが提供されています。
  • フレームワークではAndroidとiOSでReact NativeのWrapperを提供しています。
  • Web Video SDKはChrome, Safariなどデスクトップとモバイルの主要ブラウザをサポートしてます。
  • 詳細はこちらのドキュメントでご確認ください。

参考資料

8
1
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
8
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?