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ClassiAdvent Calendar 2018

Day 15

宮古島がテック企業にとって(エンジニアにも)天国だった話!

Last updated at Posted at 2018-12-15

これは、Classi AdventCalendar 2018 15日目の記事です。

はじめまして、Classiの広報の辻田です。
実は私、沖縄が大好きなんです。いつか、月の半分を東京で、もう半分を沖縄で過ごしたいと思っているほど。

ということで、先月仕事で行った宮古島が(ホントに仕事です)、テック企業にとって(おそらくエンジニアにとっても)、めっちゃよかったですよという話をご紹介します。

###なぜ、宮古島なのか?

私、いろんな会社の方と会う際に、沖縄Loveの話をするのですが(はい、迷惑ですね)、たまたま、Backlogを提供するヌーラボの人事の方に話をしたのですね。
すると、「宮古島をおススメします!1度ぜひ行ったほうがいいですよ」とのお話。同社では、宮古島にほれ込んだ結果、「リゾートワーク制度」という、宮古島でのリモート就業を支援する社内制度まで作ってしまったとのこと。

「これは、インナーコミュニケーション担当としては、絶対に行かなくては」と思い、宮古島まで行ってきてしまいました。
余談ですが、上司に「宮古島に行っていいですか?」と相談したら、一言「自分の胸に手を当てて考えてみろ!」とのこと(笑)。「これは行くべし」と勝手に判断していってきました(ホントいい会社です)。

東京から2,000キロ、沖縄本島からも300キロ離れた、6つの島からなる宮古島。青い海、白い砂浜といった観光地のイメージしかありませんでしたが、実は今、市を上げて、テック企業を歓迎している、とのお話。観光や農業以外の産業として、ITを第3の柱としたいと目論んでいるようです。
IMG_0376.JPG
今回は、市の「IT企業向け視察ツアー」を利用して、訪問させていただきました。もちろん選考はありますが、航空券・宿泊費の補助が出ること(上限あり)、行政としての考え方をわかりやすく説明していただけること(市長表敬訪問なんて時間までありました。)、効率的に各種施設などを視察できること、現地の学校の先生方や生徒との皆さんと交流する時間(EdTech企業としては非常にありがたい)があるなど、1人で訪問しただけでは決してできない経験をさせていただきました。

視察の中で一番印象に残っているのは、来年をめどにオープン予定の「宮古島ICT交流センター(仮称)」。実はここ、平成の大合併で宮古島市となった、旧下地町の庁舎だった場所。シェアオフィスやコワーキングスペース、イベントスペースなどを作る予定で、高速のネット環境やシャワーなども完備。1次的な個人利用などもできるそうなので、ちょっと仕事をというときにも便利です。

IMG_0374.JPG
(センターは旧旧下地町庁舎の3階にオープン予定で、なんと町議会の議会場も残し、イベントスペースになるとのこと)

前述の現地の中学生・高校生との交流の際には、この場所をどういうスペースにしたらいいかをみんなでディスカッションしました。「某外資系コーヒーチェーンをつくったら、ぜったい人が集まると思う。島の人たちと内地の人の交流を加速できるのでは」といった、中学生のアイディアも飛び出すなど、単なる便利な施設という考えだけでなく、島のサードプレイスとしてどのような場にするのか、多くの人からの期待が集まっているようです。
IMG_0365.JPG
(世界有数の前原ビーチにも近く、このセンターからも海が見えます!)

###宮古島が天国だと思った理由ランキング!
我々のようなテック企業の人間にとって、宮古島がいいと思う理由を勝手にランキングすると・・・。

●3位:目の前に広がる海、空、海岸線!
青い空、青い海、広がる白浜。実際に、海岸で仕事してみましたが、気持ち良すぎて、仕事は全然はかどりません。「自然の中だといいプレスリリースが書けるんです。」と上司に言ったのに・・・。エンジニアの人なら、いいコードが書けるんでしょうか。どちらかというと、デジタルデバイスを脇に置いて、ぼーっと考え事をするのにいいかな、と思いました。企画はいっぱい考えられました。

●2位:田舎過ぎず、都会すぎず・・・。
離島とは言え、緊急時にも安心な総合病院、なんと大手家電量販店、総合スーパーなどもあります。自然を満喫しつつも、リモートワークで緊急時にちょっとしたものが欲しいと思ったときにも安心です。(ちなみに、私はPCのバッテリーを忘れてしまい量販店に駆け込みましたが、さすがになくてiPadで仕事しました・・・。)

●1位:テックで解決できることがたくさんありそう!
宮古島市がITを新たな産業にしたと考えているのは、若者が島を離れてしまうこと。高校卒業後は島を離れてしまう人が多いとのこと(18歳~22歳人口が少ないそうです)。同市は、そんな中、ITを中心とした新たな雇用を創出するべく、さまざまな仕掛けを行っています。協力を得ながら、農業や観光などの産業も、従来のやり方や文化を尊重しつつも、テックをうまく活用することで、課題の解決ができそうなわくわく感がこの島にはたくさんありそうなんです。

###最後に・・・。これから宮古島で何するのか?
実は、宮古島で何ができるのか、私の中でもまだまだ未知数で固まっていないんです。ごめんなさい。
まずは、第一歩として、社内で部活動の「沖縄部」を設立し、宮古島のファンを作ろうかと考えています。
現地の人ともたくさんお酒を飲んで知り合えたので、そこで聞きかじった話をもとに、いろいろとエンジニアのみんなにアイディアをもらおうかと画策中です。うまくいけば、ぜひ来年のアドベントカレンダーで報告したいと思います。

おわり

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