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Ubuntu22.04LTSを導入して最新のRのインストール、パッケージtidyverseを構築する

Last updated at Posted at 2020-11-25

1.はじめに

以前の情報がだいぶん古くなったので更新しました!

 Ubuntu 22.04.1 LTS を導入するにあたっての初期化に伴い、Rの再インストール及びパッケージの再構築をしました。

 tidyvers派の人にとっては、まず最初にインストールするパッケージですが、ubuntuではすんなりといかないことが多く、ここでubuntuでのR利用を諦める人もいるかと思いますので、その過程を記録します。【令和6年7月22日現在】

2.環境

OS: Ubuntu 22.04.1 LTS 
     Windows11             
  (デュアルブート)
CPU: AMD® Ryzen 5 5625u    
メモリ: 13.6GiB

3.R 及び RStudioのインストール

ターミナルを立ち上げ、次のコマンドを打ちます。

sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys E298A3A825C0D65DFD57CBB651716619E084DAB9
sudo add-apt-repository 'deb https://cloud.r-project.org/bin/linux/ubuntu focal-cran40/'
sudo apt update
sudo apt install r-base

R version 4.4.1 がインストールできました。

次に、最新のRStudio Desktop 1.3.1093をダウンロードします。
Ubuntu 22/Debian 12 を選択します。
https://rstudio.com/products/rstudio/download/#download
ダウンロードしたdebファイルは、コマンドプロンプトを開き、次のようにインストールします。
(hogehogeは、対象とするファイル名です。パス付きファイル名)

sudo apt install  hogehoge

4.パッケージtidyverseのインストール

Rのターミナルに次のコマンドを打ちます。

install.packages("tidyverse")

image.png

どうやらCの開発環境が入っていないようです。
RのパッケージはCで開発されていることが多いので、Cの開発環境が必須になります。
makeとgccのインストールが必要です。

sudo apt update
sudo apt install make

次にgccとはCのコンパイラのことですが、次のコマンドで、Cの開発環境をインストールできるらしい。

sudo apt update
sudo apt install build-essential

これでCの開発環境はインストールできました。再度、tidyverseのインストールを試みます。

install.packages("tidyverse")

image.png

ubuntu自体に必要なライブラリが入っていないため、エラーが吐き出されます。
以下のライブラリをコマンドプロンプトで入れたところ、無事にインストールできました。

すべて sudo apt install hogehoge です。(名前を変えてください)

libxml2-dev
libfontconfig1-dev
libcurl4-openssl-dev
libharfbuzz-dev
libfribidi-dev
libtiff5-dev

5.最後に

ベイズ推定をするにはrstanは必須ですが、rstanのインストールはさらに難航しました。
特にRcppEigenの依存パッケージが入らなくて困りましたが、
(いろいろライブラリをインストールしてもだめだった)

sudo apt install gfortran

を入れてみてください。これで解決しました。

Enjoy!

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