LoginSignup
0
0

More than 1 year has passed since last update.

産業用ロボット販売営業職からエンジニアになってみて

Last updated at Posted at 2021-12-10

前職の内容

制御機器を取り扱う商社でSE("セールス"エンジニア)をやっていました。
要は、メーカーの生産技術の方などに、省人化の提案をし、ロボットを買ってもらう営業の仕事です。

エンジニアになろうと思ったきっかけ

慣れてくると、作業をこなすだけの仕事をやるのが自分の性には合わなかったんです。エンジニアは技術の移り変わりが比較的早い職業ですし、どんどん新しい事にチャレンジできますよね。

まず前職の仕事に飽きが来たというお話をします。
SEと言っても技術的には、物体を掴んで別の場所に移動させて置くだけの簡単なプログラムを書くだけの事しかやりません。
しかもそのプログラムとは、メーカー専用のタブレットのGUI上でボタンを押し、ツリー上に各処理を追加していくだけの操作なのです。
SEといっても、やはり営業なので、いかに製品の良さを顧客に伝えれるかに注力し、顧客に買ってもらうのがメインのお仕事です。
買ってもらうためにはどうしたら良いか、次の発注に繋げるためにはどうしたら良いか、という試行錯誤はあったものの、技術的な試行錯誤をし、できなかった事をできるようにする過程がなかったので、仕事の喜びをあまり感じる事ができませんでした。
最初は楽しかったんですが、慣れてくると、同じようなプレゼンを繰り返す毎日で、飽きが来たんです。

さて、ここからがエンジニアに興味を持ったお話です。
2年ほど前に、youtubeでたまたまエンジニアの仕事を語っている方の動画を見ました。誰でも稼げるとか、本当なのか??と思うような内容ではありましたが、エンジニアとして仕事ができるようになるまでの学習の流れがわかったので、まずはちょっとprogateってサービスでプログラム書ける見たいだし、macかっこいいし、mac買ってやってみるかあ〜くらいの気持ちでやってみました。

macの画面綺麗!!見た目かっけぇ!!こんな簡単にwebのページ作れるんか!!
ちょっとプログラミング面白いな。しかもリモートで働いていたり、私服勤務が多いみたいで、自分にはいいかもしれない。
という気持ちになり、エンジニアを目指す事になった訳です。
カッコ良いし割と自由そう。という気持ちが一番です。
人間、何をやるにしてもモチベーションが一番大事だと私は思っているので、きっかけとしては、これで十分でした。

エンジニアとして働いてみた感想(前職と比べてどう変わったか)

・私服通勤
・オフィスで音楽流れてるしオフィス自体オシャレ
・スペック高いmac支給
・定時10時〜19時
という状態で、働く環境的には大きく変わりました。

前職は、古くから続く企業なので、まあ堅苦しい感じでした。
・リモート勤務中に私服で会議に参加したら怒られる
→私服で仕事すると売り上げが落ちるんでしょうか??
補足すると、隣の営業部の課長が毎日のように怒る人でした。
自分の部署の課長的にはリモート時の服装は私服でもokだったんで、隣の営業部の課長が堅い人だった訳です。

・髭が濃いだけで怒られる
→髭剃ってますけど画質の問題で濃く見えていたみたいです。逆に見た目の事言うとかひどくないですかね、髭濃いの私ちょっと気にしていますし。

さて、働く環境のお話は終わりにして、次は仕事内容です。
単純に良かった点、良くないと感じた点に分けた方が書きやすかったので、分けました。

良いところ

エンジニアであれば当たり前ですが、
・勤務中pcと向き合える
・やりたい技術で開発をやらせてくれる

これが自分にとって良かったです。

・勤務中pcと向き合える
営業をしていると、移動時間が必ず発生します。
少しなら良いんですが、私の場合、都内行ったり千葉行ったり茨城行ったりしていたので、一日の大半が移動時間みたいな日も当然ある訳で、時間がもったいないし、変に移動で疲れたりしました。
エンジニアは基本pcと向き合って仕事をするので、移動時間が無いです。
割と一定のリズム感で一日の仕事ができます。

・やりたい技術で開発をやらせてくれる
これは会社によって大きく違うところなので、私の会社の場合は、という前置き付きです。

会社の方針と大きく外れていなければ基本的に好きな技術で開発をさせてくれます。受託と自社開発両方やっていますが、クライアントがいわゆる開発会社では無くハイブランド系の会社なので、クライアントからの技術指定が無いです。なので、開発を行う側の私たちは、好きな技術選定ができる訳です。
自分はフロント側はVue3(言語はTypeScript), サーバー側はRuby on Rails(言語はRuby)で開発をしています。
iOSアプリ開発がやりたいと言えば、今すぐにとは行かないものの、希望は通るでしょう。

次の案件の開発は何を取り入れようかといった具合で、新しいチャレンジをさせてもらえています。入社してから成長の実感を得られているし、当初の目的であった新しいチャレンジもできているので、ひとまずこの調子でやっていこうと思えています。

良くないと感じているところ

良くないという言い方は適切ではないかもしれませんが、要するに気をつけないといけない事の話です。

・体調不良になりやすいかもしれない
・力技で案件をこなさないようにする

・体調不良になりやすいかもしれない
自分の会社でも足腰を痛めている人や、首を痛めている人がいます。エンジニアという職種に直接関係しているかは定かではありませんが、前職の営業の会社では、40歳を超えても元気な人ばかりだったので、人と話す事や、移動する事が日常の人の方が、健康で居やすいかもしれないと感じています。

・力技で案件をこなさないようにする
技術の移り変わりが早いので、移り行く環境に対応していく必要があるのですが、力技でプログラムを書いたり、ただただやり方を暗記したりして、日々を過ごし、年齢を重ねてしまうと、若者との差が対して開かないので、後々きついと感じています。
私は、今のところ実力のある方からのレビューを通して、1ヶ月前の自分のレベルの低さを実感できているので、引き続き成長したい気持ちです。
力技使うとすぐ指摘を喰らいますね。笑

今後はどんなエンジニアを目指したいか

まずはwebの分野で日々の業務を半日で終わらせられるエンジニアを目指したいです(本当は数時間で)。で、残りの時間を自分の時間(スキルアップとか)に当てたいです。

今はある程度仕事ができるようになってきてはいますが、事前に計画を立て、ゴールまでの道筋を正確に描き、そのために必要な働きかけを主体的にできているとは言い難いので、上記ができるエンジニアを目指します。

余裕がなく日々残業しているようでは、イレギュラーな対応が来たら、その時点で計画は破綻し、計画がシンプルに遅れるか、無理をするかしか道はないですし、そのような状態では仕事を頼む側の人も仕事を頼みにくいですから。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。
私と同じように感じていただける人がいれば嬉しく思います。
営業が別に嫌いな訳ではないので、エンジニアに飽きが来たら、SE的な事しても面白いかもと思ったりもします。

新しい事にチャレンジするのは確かにしんどい事ですが、やらなければ良かったと後悔した経験はほとんどないので(多分皆さんも)、色々とやっていきたいと思う所存です。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0