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GSN概説 - Part1 (名古屋大学 山本修一郎先生による)

Last updated at Posted at 2014-08-22

この文章は、youTube ビデオ: GSN概説 - Part1 (名古屋大学 山本修一郎先生)の中身です。

GSNと説明責任

これからお話するのは説明責任(Accountabiity)とGSN(Goal Structuring Notation)との関係についてです。

説明責任とは

説明責任って、みなさん何かご存知でしょうか?

システムや活動、プロセスといったものがある基準や原則に基づいていることを第三者に説明する

というのが説明責任の遂行という考え方です。

kobito.1408688936.653221.png

ということは、ある「システム」がある「原則」にしたがって開発されているということを「説明する手段」が必要で、その1つがGSNということです。

GSN による説明

GSNが説明するのは、「システムが原則に従っていること」であり、そのためにGSNでは4つの要素(ノード)が用意されています。

GSN-4-nodes-small.jpg

  1. 主張ノード
    上記例では「システムが原則に従っていること」がトップの主張となる。
  2. 戦略ノード
    主張を直接説明するのが難しいので、さらに細かな主張に分解する必要が出てきます。その時に使われるのが、戦略ノードとよばれる分解するノード。
  3. 前提ノード
    どのような前提条件に基づいてこの議論が展開されるのかを示すための前提ノード。
  4. 証拠ノード
    確かにシステムがこの原則に従っているということを説明するための(分解された)最も単純な主張を説明する証拠。

このように、GSNではこの4つの基本的な構成要素を使って、主張を説明することができます。これがGSNを使って説明責任を遂行する方法です。

解説ビデオ

この文章は、youTube ビデオ: GSN概説 - Part1 (名古屋大学 山本修一郎先生) の中身です。ぜひビデオをごらんください。

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