第2章の「クラウド概論」を理解する#2
「クラウド」が提供する3つのサービス形態
前回はクラウドについて大まかなイメージを理解したので、今回はクラウドが提供する3つのサービス形態の理会を深めていく。
Software as a Service (SaaS)
まずソフトウェアとは、「パソコンやスマホに入っているアプリ」をイメージするとわかりやすい。アプリにも色々あって、たとえば一度Apple Storeからダウンロードすればインターネットが繋がってなくても使える電卓アプリ、アラームアプリなどもあれば、パズドラやモンストなど、インターネットを介して新しいイベントが配布されたり、他のプレイヤーと対戦できたりできるものもある。SaaSとは クラウド上で実行されるアプリケーションをサービスとしてユーザーに提供する形態らしく、これだけを聞くとパズドラとモンストはSaaSにカテゴライズされそうだか、ChatGPTによると、それは違うらしく、どうやらこの 「クラウド上で実行される」というのが大事らしい。
ChatGPTとの会話
モンストはSaaSですか?
🗒️ Answer
「モンスターストライク」(モンスト)は、一般的にはSaaS(Software as a Service)としては分類されません。モンストはモバイルゲームであり、ユーザーはアプリをダウンロードして利用する形です。このため、主にコンシューマ向けのゲームと考えられます[1]。
ただし、モンストの運営にはクラウドサービス(主にAWS)やオープンソースソフトウェア(OSS)を利用しており、これによって効率的なデータ管理やサーバー運用が行われています[1][6]。このように、SaaS的な要素はあるものの、全体としてはオンラインゲームという性格が強いです。
パズドラはSaaSですか?
🗒️ Answer
「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)は、基本的にはSaaS(Software as a Service)としては位置づけられません。SaaSは一般的に、ソフトウェアをインターネット経由でサービスとして提供するモデルを指しますが、パズドラは主にコンシューマ向けのモバイルゲームであり、プレイヤーがアプリをダウンロードして利用する形です[1]。
ただし、パズドラはクラウドシステムやサーバー技術を利用して、ゲームの運営やデータ管理を行っているため、特定の側面でSaaSの要素を持っているとも言えます[5]。全体としては、SaaSというよりも、オンラインゲームとしての性格が強いです。
Line はSaaSですか?
🗒️ Answer
LINE自体は主にコミュニケーションアプリですが、ビジネス向けには「LINE WORKS」というSaaS(Software as a Service)モデルを基にしたサービスがあります。LINE WORKSは、ビジネス向けのチャット、掲示板、カレンダー、ストレージなどの機能を提供し、企業が効率的にコミュニケーションを図るためのプラットフォームです[1]。
また、LINEと連携したSaaSソリューションも存在し、顧客管理やマーケティング活動に利用されています。これにより、LINEを通じてデータを分析し、効果的なマーケティングが可能になります[2][3]。
したがって、LINEの主要なアプリはSaaSではありませんが、LINE WORKSなどのビジネス向けサービスはSaaSモデルに該当します。
wechatはSaaSですか?
🗒️ Answer
WeChat(微信)は主にメッセージングアプリですが、企業向けにはSaaS(Software as a Service)モデルとしても機能しています。特に、企業版WeChatは、業務用のコミュニケーションやコラボレーションを提供するSaaS型サービスであり、ユーザーはインターネット経由でサービスにアクセスできます[2]。これにより、企業は迅速にシステムを導入し、スモールスタートが可能です[2]。
Instagram はSaaSですか?
🗒️ Answer
はい、InstagramはSaaS(Software as a Service)に分類されるサービスです。SaaSは、インターネットを介して提供されるソフトウェアで、ユーザーはクラウド上のアプリケーションを利用します。Instagramも、ユーザーがオンラインで写真や動画を共有し、コミュニケーションを行うためのプラットフォームとして機能しています[4][5][6]。
そのため、Instagramはユーザーが直接インストールする必要がなく、インターネットに接続さえすれば利用できるため、SaaSの特性を持っています。
SNSはSaaSですか?
🗒️ Answer
はい、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)はSaaS(Software as a Service)に分類されます。SaaSは、インターネットを介して提供されるソフトウェアであり、ユーザーはクラウド上でこれらのサービスにアクセスします。InstagramやTwitterなどのSNSは、ユーザーがアプリをインストールすることなく、ウェブブラウザやアプリを通じて利用できるため、SaaSの特性を持っています[4][3]。
SNSの利点には、手軽にアクセスできること、アップデートが自動的に行われること、インフラ管理の負担が軽減されることなどがあります。
ChatGPTはSaaSですか?
🗒️ Answer
はい、ChatGPTはSaaS(Software as a Service)の一例です。SaaSとは、インターネットを介して提供されるソフトウェアであり、ユーザーは特定のアプリケーションをインストールせずに、ウェブブラウザを通じてサービスを利用できます。ChatGPTは、OpenAIから提供されるこの種のサービスであり、ユーザーはAPIを介して他のソフトウェアやアプリケーションに統合することも可能です[2]。
具体的には、ChatGPTは企業のカスタマーサポートやライティング支援、データ分析など、様々な業務を効率化するために利用されています[1]。
power pointはSaaSですか?
🗒️ Answer
PowerPoint自体はソフトウェアであり、デスクトップアプリケーションとして利用されることが一般的ですが、Microsoft 365の一部として提供される際にはSaaS(Software as a Service)としても利用可能です。この場合、ユーザーはインターネットを介してPowerPointを利用し、ソフトウェアをローカルにインストールする必要はありません[6]。したがって、PowerPointはその提供形態によってSaaSとして機能することがあります。
僕なりのまとめ
- SaaSとは「サービス形態」の概念であり明確な枠組みはなく曖昧なものである
確実にSaaSとよべるサービスは
- デバイスにインストールしなくても、ブラウザ上でサービスを利用できる。(Google mapとか)
- ビジネス向けサービスである。(Zoom, Teamsとか)
SaaSとしての要素は持っているが厳密にはちがうサービスは
- アプリをダウンロードしないと使えない(パズドラはブラウザではプレイできないよね)
- 個人向けサービスであることが多い
明日はIaaSとPaaSを理解しよう、、、おやすみ