概要
Homebrew
を使用してインストールしたMySQL
すると自動で3306
portを使用してMySQL
が起動します。ローカル環境で開発を行う際、3306
portを使用して何らかの接続を行いたい時がありますので、そうなるとMySQL
が邪魔になる可能性があります。
今回は、Homebrew
を使用してインストールしたMySQL
の停止方法を記載します。
前提条件
-
Homebrew
をインストールしている -
Homebrew
を使用してMySQL
をインストールしている -
Homebrew
を使用してMySQL
インストールする場合のコマンドは、下記に示す
$ brew install mysql
バージョン
$ brew --version
Homebrew 4.0.16
Homebrew/homebrew-core (git revision dc48899a2fc; last commit 2023-03-05)
Homebrew/homebrew-cask (git revision b6bd6570de; last commit 2023-03-05)
portの使用確認
-
lsof
コマンドを使用して、指定したportの使用状況を確認する -
mysqld
が表示されたら、MySQL
で使用されている状況である事が分かる
$ lsof -i:3306
# or
$ sudo lsof -i:3306
# 出力結果
COMMAND PID USER FD TYPE DEVICE SIZE/OFF NODE NAME
mysqld 1234 test 1** IPv4 ****************** *t* TCP localhost:mysql (LISTEN)
# 隠す必要性はないですが、一部`*`で文字を隠しています
MySQL
の停止方法
MySQLは下記のコマンドで停止する事ができる。
Homebrew
を使用しないで直接MySQL
をインスールした場合は、下記のコマンドで停止する
$ mysql.server stop
Shutting down MySQL
.... SUCCESS!
Homebrew
を使用してMySQL
をインスールした場合は、mysql.server status
で起動ステータスを確認するとSUCCESS! MySQL running
となっている
$ mysql.server status
SUCCESS! MySQL running (*****)
brew list
でローカル環境に入っているばMySQL
を確認する
$ brew list
# 著者は、下記の MySQLが導入されてた
==> Formulae
mysql
mysql@5.6
バージョンを指定して、改めてMySQL
の停止コマンドを押下する
$brew services stop mysql@5.6
# 出力された結果
Stopping `mysql@5.6`... (might take a while)
==> Successfully stopped `mysql@5.6` (label: homebrew.mxcl.mysql@5.6)
改めてステータスを確認し、エラーが表示されたら、完全にMySQL
が停止した状態となる
$ mysql.server status
ERROR! MySQL is not running
参考資料
感想
Cloud SQL
にローカルから接続を行いたい為、今回はbrew
で導入したMySQL
を停止する必要がありました。分かってしまえば簡単に終わるんですが、実際ここまで辿り着くのに、かなり時間を要しました。今回は新しい事を行っているので、またこのような事態に陥る事は多々あるとは思いますが、開発メンバーに教えて頂きながら困難に立ち向かいたいと思います。