当たり前だが別物
ー前のキャッシュが読み込まれて、、、
ークッキーを保存しますか?、、、
こういった場面よくある。
表題の3つとも情報を保存しているものではあるが違いをしっかり理解するためにも書き残しておく。
クッキー(Cookie)
クッキー(Cookie)はユーザーのコンピュータに保存される小さなファイルのこと。
次の内容が記憶される。
1.クッキーが送信されたサーバーの名前
2.クッキーの有効期間
3.値 – ランダムに生成された一意の番号
種類
クッキーにはセッションクッキー
と永続クッキー
の2種類がある。
セッションクッキー
は、Webサイトにアクセスしている間ブラウザに一時的に作成され、ユーザーがサイトを離れると、削除される。
一方、永続クッキー
はユーザーがブラウザを閉じても削除されず、そのクッキーを作成したWebサイトにアクセスすると再度アクティブになる。永続クッキーは、Cookieのファイル内で設定された期間、ブラウザに残る。
ショッピングサイトとかで毎回ログインしなくてもいいのはこのおかげ!
名前とかemailとかを打ち込むとその情報がクッキーに変えられて保存される。
セッション
セッションもクッキーと同様にデータを保存するものだが、接続中のユーザーの活動に関連する情報を一時的に保存している。
ショッピングサイトのカゴに入れたものが保存されたりする時とか!
両者の違い
①保存場所。
クッキーはクライアント側のマシン(主にブラウザ)にのみ保存され、セッションはブラウザだけでなく、サーバーにも情報が保存されます。
②保存期間。
セッションはユーザーがブラウザを閉じると削除される。
一方、クッキーには永続クッキーがあり、情報を保持し続ける。
またセッションは無効にできないが、クッキーは無効にすることができる。
そしてクッキーは「誰が」の情報を取得し、セッションは「何をしたか?」という情報を取得している。
なので相反するものではなくお互いを補い合っている関係にある。
キャッシュ
よく使うデータへのアクセスを速くするために、より高速な記憶装置に一時的に保存する仕組みのことを指す。
一回訪れたサイトを再度訪問すると一瞬で開いたりするあれ。
キャッシュに入っているならネットに繋がっていなくても閲覧が可能!
3つの違い
キャッシュとクッキーおよびセッションとの大きな違いは、キャッシュが表示の高速化のために情報を保存しているのに対して、クッキーやセッションはユーザーの情報を保存していること。
クッキーは「誰が?」 セッションは「どんな行動」をしていたのかを記憶。互いに補い合っている!
モヤモヤしていたのですっきりした〜