あんた誰?
2年目のエンジニアです。
実務ではPHP、ローコードツールなどの経験はありますが、Javaは研修で扱ったきりとなります。
何で取ったの?
実は転職するのですが、そこでJavaをしてもらうだろうという話になりました。
Javaの復習に何をしようと考えた結果、Java Silverは未経験時代に取得しており、その時ラムダ式がちんぷんかんぷんでしたので、自分の成長を確認する意味でも、Java Goldに挑戦してみようと思いました。
勉強期間
約1ヶ月半です。
受験費用が高く絶対に1発で合格したかったので、黒本は5週しました。(1週間で1周のペース)
因みにアノテーションの章は全く手を付けておりません。(難解であったのと、ほとんど出題されないため。)
また、実機確認も全く行っておりません。
行った方が理解しやすいかと思いますので、時間がある方はされてもいいのかな、とは思います。
結論
黒本のみで合格できます。
因みに私は88%で合格しました。受験に際して様々な記事を見ましたが、この点数は中々高いのではないでしょうか?(自分で言うな)
私の場合ですが、
- 黒本
- Java SE 8 Goldのサンプル問題
https://www.oracle.com/jp/education/certification/java-809a-3516143-ja.html
https://www.oracle.com/jp/education/certification/ocjp-gold-se8-3305267-ja.html - 無料セミナー
https://www.oracle.com/jp/education/news-172121-ja.html
などを対策しましたが、実際の試験で問われたことはほぼほぼ黒本の模擬試験からでした。
まったく同じ問題は出題されなかった記憶がありますが、問われている知識は一緒(文言が多少異なる程度)ですので、黒本さえしっかりと対策していれば合格ラインに達すると思います。
世の中には紫本、白本といった参考書が他にもあるようですが、Java Goldに合格すること"だけ"を考えると、黒本で十分に対策できるかと思います。
勉強方法
1周目
問題を確認次第、すぐに解答を確認していました。
黒本は解答が参考書かよ! と思うぐらい内容が充実しているので、
解答を読む→理解する→次の問題へ
という感じで進め、1つの章が終われば全て理解できているか確認するため、次は何も見ずにもう一度その章の問題演習し、間違えた問題だけ解答を確認していました。
また、この時点でEXCELなどにまとめている方を記事で多く拝見しましたが、私は2週目からまとめていました。
何故かといいますと、1周目は理解するのに圧倒的に時間がかかってしまうためです。
私の場合ですが、1周終わらせると、それが自信につながります。
ですのでなるべく早く1周目を終わらせるためにも、ここではまとめるといったことは行いませんでした。
ここは人によるかと思いますので、自身の性格に合った勉強方法で進めていってください。
2周目
2周目からは普通の問題集のように、問題を解いてからその解答を確認する、ということを行っておりました。
また、内容を結構忘れておりましたので、ここでEXCELにまとめておりました。似たようなメソッドが色々でてきますので、引数、処理の内容、戻り値などを一覧にまとめた方が記憶に定着しやすいかと思います。
また、どの問題が不正解だったか、というのも2周目からチェックしておりました。
周回を重ねてくると実感するかと思いますが、間違った問題は大体次も間違えます。
自分が理解できていない部分を把握するためにも、正答もEXCELで一緒に管理してしまいましょう。
3周目
2周目とまったく一緒です。
3周目終了時点で正答率が9割を超えていたため、ここで試験を予約しました。
ここで1つ失敗したことがあり、受験したかった受験会場が最短で3週間後にしか予約することができなかったということです。(本当は2週間後に受験したかった)
会場にはよりますが、すぐには受験できない、ということは念頭に置いておいた方がいいかと思います。
因みに試験日の前日までなら試験日の変更を5回まで行うことができます。一旦試験日を決定してしまい、もし間に合わなければ変更する、としてもいいかと思います。
4~5周目
正答率が100%になってしまい、「早く受験したい」としか思っていませんでした、、
上記の結論にも記載しましたが、Java SE 8 Goldのサンプル問題を解いたり、セミナーに参加する(丁度試験日の前日に開催)など、少し味変をしていました。
注意点
-
関数型インターフェースは暗記する
関数型インターフェースは暗記してしまわないと恐らく合格はできないと思います。数も多くはないので、しっかりと暗記しましょう。 -
モジュール・システムは捨てない
モジュール・システムもJava未経験者にはとっかかりにくい分野だと思います。
アノテーションと同様、捨ててしまいたくなりますが、こちらは総仕上げ問題でもまあまあ出題されます。捨ててもギリギリ合格はできるかとは思いますが、答えを丸暗記でもよいので学習することをお勧めします。 -
黒本の誤記に注意
誤って初版を購入してしまったため、誤記をいくつか確認しました。
正誤表がありますので、誤って初版を購入してしまった方はチェックしましょう。
-
焦らない
最初の数問はとにかく難解です。
「え、こんな問題が続くの、、」と思えば滅茶苦茶不安に感じるかと思いますが、10問を過ぎたところから、「あ、ここは黒本でやったところだ♪」と進研ゼミ状態に突入します。
時間も3時間と余裕がありますので、何なら最初の10問程度は適当に選択して、分かることろから回答するといった方が精神的にもいいのかなと思います。
因みに私は約1時間で問題を解き終わり、30分で見直ししました。黒本対策をしっかりとしていれば時間に追われることはないので、「最初の数問は難しい」ということを念頭に置いていきましょう。 -
身分証明書の持参
身分証明書が2つ必要です。
私は運転免許証と健康保険証を持参しました。
忘れるとせっかくの受験料をドブに捨てることになりますので、当日までにカバンに入れておきましょう。
最後に
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
Java Silverの時は捨ててしまったラムダ式でしたが、今回はスッと頭に入ってきて、自分の成長を感じることができました。
次の目標ですが、応用情報技術者試験に合格することです。この試験の前に受けてはいるのですが、午後試験が自己採点の結果、落ちているっぽいですので、次は午後をしっかりと対策をして試験に臨みたいと思います!