記事の目的
Webプログラミング初心者。最低限の知識を他人に説明できるようにするための記事。
流れ
0. 前提(WebサーバーとHTTP)
- Webサーバー・・・Webブラウザからコンテンツの要求があると、必要なネットワークを通してWebブラウザに送信する役割
- HTTP(Hyper Text Markup Language)・・・世界共通のコンテンツ(ハイパーテキスト)を送信するやりとりの手順のこと
1. URLを使ってWEBサーバーにアクセス
URLには、「どのやりとりの手順で」「どのWebサーバーに」「なんのコンテンツを」取得するのか、という情報が入っている。
(例)http://www.sbcr.jp/index.html
- どのやりとりの手順で・・・httpプロトコルの手順で
- どのWebサーバーに・・・www.sbcr.jpという名前のWebサーバーに
- なんのコンテンツを・・・index.htmlというコンテンツを要求
#### 実際の流れ
自分のChrome(Webブラウザ)「http://www.sbcr.jp/index.html
を開くぜー。」
↓
DNSサーバー「おっけー、http://www.sbcr.jp/index.html
のIPアドレス探します」
↓
DNSサーバー「あったよ。52.197.215.198
ほれ。」(名前解決)
↓
自分のChrome(Webブラウザ)「52.197.215.198
接続するぜー。」
↓
接続先のWebサーバー「ほれ(コンテンツ)」
↓
自分のChrome(Webブラウザ)「 { Webページ } どどんっ!!」
用語
- TCP/IP
インターネットにおける様々なサービスを実現するためのプロトコル。HTTPもその一部。
- IPアドレス
インターネットに接続されたコンピューターを特定してデータの行き先を管理するもの。世界でたった一つだけのインターネット上の住所のようなもの。
現在は32ビットの数字で表記されるIPv4が主流。
(例)192.168.1.1
- ポート番号
Webサービスやメールサービスなど、コンピューターは様々なサービスを提供している。IPアドレスでは接続したいコンピューターは指定できるが、提供しているサービスまでは指定できない。
そこで、コンピューターのサービスをしてできるように利用するのがポート番号。
0〜65535まであり、Webサーバーは80番ポート。
上記の例で挙げたhttp://www.sbcr.jp/index.html
ではポート番号を明記していない理由はhttpを用いてサーバーにアクセスしているため省略できる。
省略せずに記載する場合はhttp://www.sbcr.jp:80/index.html
。
- ドメイン
(例)example.com
インターネット上のサーバーを特定し、識別するためのIPアドレスは人間的に覚えにくい&使いづいらいため、IPアドレスを文字列化したもの。
- DNS
ドメインをIPアドレスに変える仕組みのこと(Domain Name System)
実際のコンピューター同士の接続はIPアドレス(数字)が使われているため、人間のために使っていたドメインをコンピューター用のIPアドレスに変換する必要がある。
DNSサービスを提供するサーバーをDNSサーバーという。
DNSの仕組み、すごい忙しそう。(『DNS 図』で画像検索)
最後に
文字だけじゃきつい。参考本はイラストが豊富でわかりやすかったです。
参考本
#####イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本