みなさま、お疲れ様です。
Tricentis Toscaを利用する機会が増えてきました。
回帰テスト実施する際に
「この画面が出て来るまで止めたい」と言う機会がありましたので
その時に試したことは紹介します。
X秒待機
良く利用していたのが
このように使う事により
次のテストを実施するまでに5秒待機します。
とある日
先輩から
「このやり方ってたまたま5秒で上手く言ってるけど
データが増えたりして対象のデータが表示するまでに5秒以上掛かった場合はテストコケるよね」(ニッコリ
、、、
わかりました
Action Mode WaitOnを実装
概要
ActionMode WaitOn
Valueフィールドで指定された値またはプロパティを提供するまで、TestCase の実行を一時停止します。
実装
上記のように設定します。
それでは実行して見ましょう。
一覧画面が表示されるまで待機
詳細画面が表示されるまで待機
上記のように設定した情報が表示されるまで次のテストが実施されることが確認できました。
問題
Tricentisが途中で止まる問題が発生しました。
どうも、Wait Onに定義している情報が表示されるまでに時間が掛かり過ぎているようです。
解決策としては
1)Project>Setting
2)TBox>Synchronization
上記のように設定します。
デフォルトでは10秒が設定されているようなので一旦30秒を設定します。
一覧画面が表示されるまで待機
詳細画面が表示されるまで待機
Tricentisのテスト結果で問題ないことを確認しました。
参考記事
◆Timing
https://documentation.tricentis.com/tosca/1410/en/content/standard_subset/automation_tools/timing.htm
◆ActionMode WaitOn
https://documentation.tricentis.com/tosca/1320/en/content/tosca_commander/table_waiton.htm