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EBSについて

Last updated at Posted at 2021-01-10

SAAに向けて学習中に間違えた内容について調べまとめる記事①。
個人的備忘録。

EBS

ブロックストレージサービス。EC2にアタッチして利用する。

ストレージの違い

  • ブロックストレージ
    EC2にアタッチして使用。ブロック形式でデータを保存。
    高速、広帯域幅。
    例:EBS、インスタンスストア

  • オブジェクトストレージ
    安価かつ、高い耐久性をもつオンラインストレージ。
    オブジェクト形式でデータを保存。
    デフォルトで複数AZに冗長化されている。
    例:S3、Glacier

  • ファイルストレージ
    複数のEC2インスタンスから同時にアタッチ可能な共有ストレージサービス。
    ファイル形式でデータを保存。
    例:EFS

インスタンスストアとEBSの違い

  • インスタンスストア
    ホストコンピュータに内蔵されたディスクでEC2と不可分のブロックレベルの物理ストレージ。
    EC2の一時的なデータが保持され、EC2の停止・終了とともにデータがクリアされる。
    無料。

  • EBS
    ネットワークで接続されたブロックレベルのストレージでEC2とは独立管理。
    EC2を終了してもEBSデータは保持可能。→デフォルトでは削除される設定
    snapshotをS3に保持可能。
    別途EBS料金が必要。

EBSの特徴

  • OSやアプリケーションで、データの置き場所など様々な用途で利用される。
  • 実態はネットワーク接続型ストレージ
  • 99.999%の可用性
  • サイズは1GB~16TB
  • サイズと利用期間で課金
  • ボリュームデータは単一のAZ内で複数HWにデフォルトでレプリケートされており、冗長化不要
  • セキュリティグループによる通信制限対象外であり、全てのポートを閉じてもEBS利用可能
  • データは永続的に保存
  • ひとつのEBSをEC2インスタンスで共有することはできない(プロビジョンドIOPSのみできる)
  • 同じAZ内の付け替えは可能

EBSのボリュームタイプ

ユースケース サイズ
SSD 汎用SSD 仮想デスクトップ。低レイテンシーを要求するアプリ。中小規模のデータベース。開発環境 1GB~16TB
プロビジョンドIOPS 高いI/O性能に依存するNOSQLアプリ。10000IOPSや160MB/sのワークロード大規模DB。EBS最適化インスタンスタイプで高速化 4GB~16TB
HDD スループット最適化HDD ビックデータ処理。DWH。大規模なETL処理やログ分析。ルート(ブート)ボリュームには利用不可 500GB~16TB
コールドHDD ログデータなどのアクセス頻度が低いデータ。バックアップやアーカイブ。ルート(ブート)ボリュームには利用不可 500GB~16TB
マグネティック 旧世代ボリュームタイプで利用しない。データアクセス頻度が低いワークロード 1GB~1TB

ミラーリングとは

同じデータを複数のディスクに書き込む(ミラーリング)。信頼性は上がるが、台数を増やしても1台分の容量となるため、効率は悪くなる。

RAIDとは

コンピューターの5大機能のうちの記憶の一部を司る、外部記憶装置「ディスク」のこと。(AWSではEBS等のサービスを指す)
主記憶装置に比べるとアクセス速度が遅い。
そのためディスクアクセスを早くすること、また冗長化し、対障害性を高めることを目的とした技術のことをいいます。
レベルがいくつかあり、
RAID0はディスクアクセスを高速化するための技術(ストライピング)であり、
残りの1〜6は対障害性を高めるためのミラーリングを中心とした技術です。

レベル 概要
0 データをブロック単位で複数のディスクに分散して記録(ストライピング)する。1台が故障すると全体の故障となるので、信頼性が低下する
1 同じデータを複数のディスクに書き込む(ミラーリング)。信頼性は上がるが、台数を増やしても1台分の容量となるため、効率は悪くなる。
3 データをバイト単位でストライピングし、1台をエラー訂正用のパリティ情報記録用として固定する。パリティ情報からデータを復旧することができる
5 RAID3からパリティ情報に関してもブロック単位に分散して記録する

スナップショットの特徴

EBSはスナップショットでバックアップする。
スナップショットからEBSを復元する。別AZにも可能。
スナップショットの二世代目以降は増分バックアップ。
スナップショット作成時に圧縮され保管される。その容量に応じて課金される。
スナップショットの作成時は静止点を設けて作成することを推奨している。
世代管理はAWSCLIやAPI等で自動化する
DLMを利用してスナップしょっ値取得をスケジューリングできる。
別リージョンを跨いで利用することもできる(別リージョンにコピーして使用)
別アカウントにも権限を以上することによることでスナップショットを利用可能。

AMIとスナップショットの違い

  • AMI
    ECインスタンスのOS設定などをイメージとして保持して、新規インスタンス設定に転用するもの
  • スナップショット
    ストレージ・EBSのその時点の断面バックアップとして保持するもの。復元、複製に使用。

参考

https://qiita.com/tomiyama0119/items/d70861b4634378d763fb
https://www.udemy.com/course/aws-associate/

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