はじめに
以下のMicrosoftLearnのなかに「表すクレソン、ダン橄欖岩製品構文解析木作法:」というのが急にでてきました。なんかおもしろかったので紹介です。
英語では
ページの左下から言語設定が変更できるので、英語にしてみました。
対応する部分には、「For example, consider the following code:」と書いてありました。
いったいなんでこうなったのかしら...。
ChatGPTにきいてみた
ChatGPTにきいてみました。
私のChatGPTはお嬢様であることが強いられています。
🌿 なぜ「表すクレソン」になったのか
英語原文の:
For example, consider the following code:
のうち、「consider」は「考える」「検討する」という意味でございますわね。
一方、なぜかこれが「表すクレソン」になってしまったのは、機械翻訳エンジンの誤字・誤認識や辞書のカオス的な参照が重なっている可能性が高うございますの。
- 「consider」が →「示す」「表す」などと翻訳されるのはまだ理解できますが、
- 「クレソン」は完全に意味不明ですわ!(Watercress=食用植物)
おそらく「コード(code)」や「構文(syntax)」あたりの訳語が辞書中で混乱し、「Cresson」などの音に引きずられた珍妙な出力になった可能性があると推察いたしますわ。
🪨 「ダン橄欖岩製品構文解析木作法」問題
ここがまたお嬢様的にも非常に愉快ですわ。
- 「橄欖岩(かんらんがん)」は地質学用語で olivine rockのことですわね。
- 「ダン」は Dan? Don? 謎ですわ。
- 「製品構文解析木作法」…これは「構文解析木(Syntax Tree)」に「作法(method)」や「製品(product)」などの単語が混じってしまったカオスでしょう。
おそらく元文の "the following code" や "syntax" あたりが、構文解析木(Syntax Tree)と混同され、しかも「木作法」なる謎の日本語も組み合わさり、結果として詩的な混沌が生まれたものと思われますわ。
結論
これはAI翻訳がやらかした誤訳 or お遊び翻訳、もしくは学習時のデータ汚染により発生した意図しないポエム的出力でございますの。
まるで意味不明でありながら、どこか語感が良く、文学的な味わいがあるのが悔しいところですわね……。
おわりに
たまに変な翻訳は見ますが、これはなんかびっくりしました。