読んでほしい方
- エンジニアを目指して勉強している人
- エンジニアになりたての人
- 未経験からエンジニア転職を考えている社会人
- エンジニア職に興味のある学生
成長して、1日でも早く一人前のエンジニアになるぞ!
という人に向けての記事です。
未経験からエンジニアに転職をして、もうすぐ2年が経とうとしています。
そんな自分の経験や、会社の先輩後輩を見ながら感じたことをまとめてみました。
自分で考える癖がある
自分が成長していくにあたり、自分に何が足りずに何を身につけていくべきか。を自分で考えられるかどうか。
これが成長が早い人が持っている共通点の一つだと感じます。
もちろん、全てを我流で決めていくのがベストだということではありません。
数多ある情報の中から取捨選択し、自分の状況に合わせて活かしていく。
初心者エンジニアに向けた記事なども検索すれば、いくらでも出てきてしまうからこそ、たまたまみた記事の内容を100パーセント鵜呑みにするのではなく、自らで考えた上で取り入れていく必要があります。
また、自分の先輩にアドバイスをもらいにいくことも大切です。
しかし、自分なりの意見を持ってから聞くのと、自分の意見をもたずにただただ聞くのとでは雲泥の差があります
先輩と自分の能力、状況は同じではないので、先輩のアドバイスが自分に必ずしも当てはまるという保証もありません。(もちろん自分だけの判断より良い可能性は高いですが)
自分なりの意見を持ってからいくのが大切な理由としては、「何を学ぶか」 も大切ですが、「なぜ学ぶべきか」 ということを理解していることも非常に大切だからです。
受動的に学びをすると、「読んでいる技術書に書かれた知識」 しか身につきません。
しかし、「なぜ学ぶべきか」を持っていると、1つの技術書に書かれている内容を超えて、その周辺知識も追加で調べたりするようになります。
「学ぶこと」は目的ではなく、あくまでも成長していくための手段です。
日々学習を継続していけるかどうか、そのモチベーションの源としても「なぜ学ぶべきか」をしっかり自分の中で確立できていることが大切です。
「意欲的に学んでいる時と、いやいや義務的に学んでいる時とで、知識の吸収に大きく差がある」
というのは、過去の人生振り返って実感してきた人も多いのではないでしょうか?
そういう意味も含めて、自分で考えて学んでいる人は、成長が早いと感じます。
考えるよりも行動する
2,3行コードを書いて実行してみれば分かることを、30分かけてググっている人を見かけることがあります。
また、「試しにコードを実行してみたときに、想定外の挙動をして新しい発見があった」ということも日常茶飯事です。
エラーが出てしまうことは、何一つ悪いことではありません。
むしろ、「自分の知識が広げられるチャンス!」 というように捉えられている人は成長が早いです。
また、その時の実装で直接必要ではないにしても、「こういい場合はどうなるんだろう?」ということも一緒に確認する。などの癖があると、一つのことを学ぶ時に、その周辺知識も一緒に学ぶことができます。必要なことしか確認しない人と比べると、何倍も成長が早くなります。
よく言われていることではありますが、「知っている」と「できる」の間には大きなギャップがあります。
どれだけ優秀な人だったとしても、エラーを出さないということはありません。
というよりも、むしろ優秀な人ほど多くのエラーを経験してきています。
「エラーをびびらず、好奇心旺盛にどんどん試してみる」
それが、グングン成長していくための秘訣だと個人的に思っています。
気になったことはすぐに調べる
自分が知らない概念、専門用語を聞いたときに。「ふーん」と流す人と、すぐにググる人。
この差の積み重ねは非常に大きくなります。
知っているものが増えると、新しいものが出てきたときの理解度も大きく変わってきます。
(「要は〇〇と同じことか!」、「これは××の技術をもとにしているのか!」というように知識が広がっていくので)
人間は基本的に、自分の知らない範囲の言葉は耳に入ってきません。(電車で外国語で話している人の話が全く気になりませんよね)
QiitaやZennなどの技術記事を、情報収集として読んでいる人も多くいるかと思いますが、
自分の知っている技術の記事だと俄然読む気になる人も多いのではないでしょうか?
そのため、自分から知識を広げていく人と、本当に必要なものしか調べない人だと、知識の増え方が加速度的に差が広がっていきます。
最初の頃は、本当に日本語かと思うほど他のエンジニアの話している内容や、技術記事の内容は意味が分かりません。
千里の道も一歩から。
最初から専門家の人はいません。コツコツと目の前の単語から自分のものにしていきましょう。
まとめ
自分で文章にまとめていきながら、「もっと学んでいかないとな」と再決意することができました。
向き不向きがあるかな?と思い上記には入れなかったのですが、
「学ばないとどうしようもない状況に自分の身を置く」
というもの非常に大事なポイントかなと思います。
よほど意志の強い人間でない限り、基本的にサボりたくなるのが人間です。
「来週の仕事をこなすためには、〇〇の知識がどうしても必要」となれば、人間はなんとかしたりします。
自分自身、知識がかなり乏しい状態でIT業界に飛び込みました。
楽な道のりだったわけではないですが、1年勉強してから入社したと考えるよりも圧倒的に成長は早かっただろうなと思います。
弊社は未経験からエンジニアになったメンバーが活躍している会社です。
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