#初めに
Macのショートカットキーのチートシートを⌘(command)を長押しするだけで呼び出すことができる超便利なアプリ、
その名もCheatSheetを見つけたので、それをターミナルを駆使してインストールする手順を書いてみます。
#インストールに必要な環境を構築する
まず初めにHomebrewをインストールします。
Hombebrewは、Macにソフトウェアやライブラリをインストールするパッケージ管理システムです。
##Command Line Tools for Xcodeをインストール
Homebrewをインストールするには、Command Line Tools for Xcodeが必要です。
注:事前にXcodeがインストールされていて、ライセンス使用許諾契約に同意済みであることが前提です。
ターミナルで以下のコマンドを打ちます。
$ xcode-select --install
そうすると
コマンドライン・エベロッパ・ツールが必要です。
今すぐインストールしますか?
と聞かれるので、
1.インストールを押下します
2.使用許諾契約画面が表示されるので、同意します
3.Command Line Tools for Xcodeのインストール完了です!
これでHomebrewをインストールする環境が整いました。
##Homebrewをインストール
Hombebrewのサイトにインストール実行コマンドが記載されているので、それをコピペして実行すれば完了です。
$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
途中でEnterの入力とパスワードを求められます。
パスワードはお使いのマシンのパスワードで大丈夫だと思います。
インストールが終わると、brew doctorコマンドを実行するように要求されるので実行します。
brew doctorはインストールやその後の使用に問題がないことを確認するためのコマンドです。
$ brew doctor
Your system is ready to brew.
このように表示されれば問題ありません。
念のため、バージョンの確認と、アップデートを行っておきます。
$ brew -v
Homebrew 0.9.5
$ brew update
アップデートは時々行っておくといいらしいです。
これでHomebrewのインストールは完了です。
##homebrew-caskをインストール
次にHomebrewの拡張であるhomebrew-caskをインストールします。
これを使えばコマンドで様々なアプリがインストールできます。
$ brew install cask
これだけでおしまいです。
これを使って、好きなアプリを探せます。
$ brew cask search
多分沢山ヒットしたアプリが表示されると思いますが、その中に今回の目的であるcheatsheetもあると思います。
#CheatSheetをインストール
以下のコマンドを打ってCheatSheetが本当にあるか確認しましょう。
$ brew cask search cheatsheet
ヒットすれば表示されるはずです。
ではcheatsheetの情報を取得してみましょう。
$ brew cask info cheatsheet
ここで
Not installed
と表示されていることを確認します。
確認できたらいよいよcheatsheetのインストールです。
$ brew cask install cheatsheet
これでインストールは完了です。
user/'ユーザ名'/Applications/配下にインストールされているはずです。
そこにあるcheatsheet.appを起動すれば、いつでも⌘長押しで呼び出すことができます。
cheatsheetの便利なところは、何よりも簡単に呼び出せて、いつでも確認できる手軽さ!
だけでなく、起動しているアプリに対応したショートカットキーをちゃんと表示してくれるところ!
kobitoならkobitoの、ターミナルならターミナルのショートカットキーを表示してくれます。
これでショートカットキーを使いこなして作業を快適にしていきましょう。
因みに、cheatsheetはこちらから普通にダウンロードしても使えます。