分類
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集中処理
一台の大型コンピューター(ホストコンピューター)に複数のコンピュータを繋ぐ
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分散処理
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クライアントサーバシステム
- クライアントが処理要求をサーバーに出し、サーバーが処理を行う
※クライアントサーバシステムはクライアントの端末に専用のソフトウェアをインストール得る必要あり
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3層クライアントサーバシステム
DBも追加
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Webシステム
- インターネットとWebブラウザを利用するシステム
- クライアントソフトに「Webブラウザ」を使用する
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システム構成
※デュプレックスシステムとデュアルシステムの違いが出る
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シンプレックスシステム
1つのコンピュータだけのシステム構成
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デュプレックスシステム
メインで動作するコンピュータと、故障に備えて待機しているコンピュータの2つからなるシステム構成
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ホットスタンバイ
現用系(メイン)と待機系(サブ)どちらにも電源を入れとくパターン。
障害時、すぐに対応できる。コスト高め。 -
コールドスタンバイ
待機系を停止した状態で運用する
コスト低め。
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デュアルシステム
2つのコンピュータが同じ処理を行い、結果を照合して正しいことを確認する構成
信頼性
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フォールトトレラント
システムが部分的に故障しても、システム全体として必要な機能を維持する設計
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フェールソフト
障害が起きた時、性能が落ちても、システム全体は動作させる設計
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フェールセーフ
障害が起きても、システムを止めてでも、安全を優先させる設計
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フールプルーフ
人間が間違った使い方をしても、システムに異常が起きないようにする設計
RAID(Redundant Array of Inexpenive Disks)
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とは
複数のハードディスクをあたかも1つのハードディスクであるかのように扱う技術の総称
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レベル
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RAID 0
「ストライピング」
- データを複数のハードディスクに分散して書き込む方法
- システムの信頼性は上がらない
- データの読み書きは高速化できる
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RAID 1
「ミラーリング」
- 複数のハードディスクに同じデータを書き込む方法
- システムの信頼性が上がる
- 処理速度は下がる
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システムの性能指標
性能指標
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スループット
システムが単位時間当たりに処理する仕事量
- プリンタの枚数など
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ターンアラウンドタイム
「入力」➕「処理」➕「出力」
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レスポンスタイム
「処理」のみ
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テスト(ベンチマークテスト)
システムの性能を「比較」するためのテスト
- 標準的なプログラム、データを使用してテストする
キャパシティプランニング
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とは
「システムの稼働状況」を継続的に評価して、システムに求められる「処理能力」を計画すること
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システム全体の処理能力を向上させる2つの手段
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スケールアウト
サーバの台数を増やす。
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スケールアップ
個々のサーバの処理能力を向上させる。
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信頼性の指標
※稼働率を求める問題が出る
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RASIS
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MTBF(Mean Time Between Failures)
「平均故障間隔」
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システムが故障せずに正しく動作した時間の平均値
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計算式
MTBF = 「稼働時間の合計」÷「故障回数」
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MTTR(Mean Time To Repair)
「平均修理時間」
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システムが稼働していなかった時間の平均値
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計算式
MTTR = 「故障時間の合計」÷「故障回数」
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稼働率
「システムが故障せずに動いていた時間の割合」
- 稼働率が高いほど「可用性が高い」
- 稼働率が1の場合、1回も故障せず動いている