[Xcode]変数名や関数名の変更が楽になるRename機能の使い方

Renameについて

Xcodeでよく利用する便利機能を紹介します。
Rename機能は変数名や関数名を変更したいときに、全ての使用箇所を自動で一括変更してくれる機能です。
レビューで命名の修正指摘を受けたときにも便利ですし、タイポしたときにも重宝します。
今回は、Xcodeで変数名を一括で変更できる「Rename」機能についてご紹介します。

Rename手順

下記のようにButtonをBottonとタイポしたプロパティを用意します。

import UIKit

class ViewController: UIViewController {
    
    @IBOutlet weak var renameBotton: UIButton!
    
    override func viewDidLoad() {
        super.viewDidLoad()
        bind()
    }
    
}

extension ViewController {
    func bind () {
        renameBotton.isHidden = false
        renameBotton.tintColor = .red
        renameBotton.layer.cornerRadius = 10
    }
}

1️⃣対象プロパティを右クリック → Refactor → Rename を選択

2️⃣新しい名前を入力し、Renameボタンを押す

今回は renameBotton → renameButton に修正します。

✅一括変更が完了！

全ての使用箇所が自動で変更されました！

まとめ

Rename機能を使えば、変数名・関数名を安全に一括で変更できます。
タイポやレビューでの命名修正など、使用頻度の高い機能なので覚えておくと便利です。
特にStoryboardと接続しているIBOutletの修正は手動で直すとミスも起きやすいので、この機能を使ってミスを防ぐこともできます。