皆さん表計算ソフトは何を使われていますか?
Excel+VBAもすごく便利ですが、今回はスプレッドシート+GoogleAppsScript(以降GAS)で各種サービスと連携して、すごく便利になった例を紹介したいと思います。
VBAとGASの決定的な違い
決定的な違いは「スケジューラ機能」だと思います。
VBAでも特定の時間に処理を行うように設定することが出来ますが、あくまでLocal環境で動作する為、VBA処理が埋め込まれているExcelファイルが起動していないとスケジューラが発動しません。
それに対してGASはGoogleのサーバ内でスケジューラが動くので、
「○分おき、○時間おきに処理を実行」ということを確実に行うことが出来ます。
連携すると便利なサービス
・ GoogleAnalytics(以降GA)
・ re:dash
・ redmine
連携した例
GAS + GA
単にこれだけの連携でも便利ですね。
普段GAを使わない営業職・総合職の人たちに、Analyticsの情報(例えばUU・CTR・CVR等)を確認してもらう際に重宝します。
GAS + GA + re:dash
re:dashを使ってデータベースの内容を取得し、GASで受け取ることが出来ます。
例えばGAのカスタムフィールド等にテーブルのキー値を送信して紐付けることで、
GAでは取得できない情報をスプレッドシート内に埋め込むことが出来るので便利です。
GAS + redmine
redmineのチケット情報をGASで受け取ることが出来ます。
チケットの内容やステータス、担当者やストーリーポイントを受け取ることが出来るので、
工数管理やステータス管理をスプレッドシートで行うことが可能となります。
エイチーム引越し侍ではこの組み合わせで、進捗管理表と工数管理表を運営しています。
GAS + redmine + GA
GASからredmineに情報を送信して、チケットの情報を更新することも可能です。
GAからUUやイベントトラッキングの情報を取得し、LPO,EFOの進捗(CTR,CVR,改善率等)を開発チケットに書き込むことも可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
GoogleAppsScriptのスケジューラ機能を使って、各種サービスと連携すると各サービスに散在している情報をひとまとめにして、一元管理することが出来ますので、一度試していただくと良いと思います!
※ それぞれの詳細事例についてはまた別途記事にしてリンクを張る予定です!
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