今回は、Azure Advent Calendar 2019の12日の記事です。
タイトルでは、Analytics in Azure Virtual Eventに参加したと書いていますが、深夜27時から開催したLiveイベントをストリーミングで視聴しただけです。せっかくなので、Liveで見た内容をざざっと紹介できればと思います。
Analytics in Azure Virtual Event の案内
https://azure.microsoft.com/ja-jp/blog/learn-how-to-accelerate-time-to-insight-at-the-analytics-in-azure-virtual-event/
こちらのBlogからリンクされているプレビュー申請でプレビュー機能が使えるみたい
https://azure.microsoft.com/ja-jp/blog/azure-sql-data-warehouse-is-now-azure-synapse-analytics/
※ 本記事は2019年12月13日の記事であり、プレビュー機能などまだリリースされていない機能の紹介となるため、今後機能が変更されることがあります。
Azure Synapse Analytics
デジタルトランスフォーメーションでイノベーションを促進するために、ビジネスプロセスにインテリジェンスを導入します。それぞれのプロセスは相互接続されており異なるデータとAIアルゴリズムにより、相互にビジネスプロセスを強化していきます。
これらのビジネスプロセスでは、異なる2つの分析システムが使われます。Data Lakeのビッグデータと、Data Warehouseのリレーショナルデータです。これらの異なるデータをSynapse Analyticsで分析します。
Synapse Analyticsは、Azure SQL Data Warehouseが進化したものです。Sparkでビッグデータ分析が行えるだけでなく、様々なデータソース、Power BI、Machine Learningと連携します。これらは、Synapse Studioで統合されています。
Data WarehouseはGAですが、その他はPreviewになります。
Synapse Studioでは、パイプラインを作成、データレイクストレージの管理、Notebook作成、機械学習、SQLクエリ実行、Power BIのレポート作成など、様々なサービスを統合的に利用することができるみたいです。
Synapse Studioでパイプライン作成
Synapse Studioでデータレイクストレージの管理
Synapse StudioでNotebookを作成することもできる。
Synapse StudioのNotebookでは、機械学習も使える
Synapse StudioでSQLクエリ実行すると、結果はテーブル表示だけでなくグラフ表示もできる。
Synapse StudioでPower BIのレポート作成
Synapse Studioで作成したレポートは、オリジナルのPower BIのレポートにも反映される。
#Synapse Studioを触りたい!
とりあえず触れるように勉強したい人向けに、Microsoft Learnのコレクションを作成しました。今回のイベントを見ていると、既にリリースされているサービスを統合しているようにも見えましたので、多分この辺りを勉強しておけば、いつSynapse Analyticsが使えるようになっても大丈夫なはずです。
Microsoft Learnのコレクション
https://docs.microsoft.com/ja-jp/users/kekekekenta/collections/1oegsjynq641d
さいごに
今まであまり触れてこなかった領域なので、勉強して分かったことはBlogに書いていこうと思います。
ではー。良いクリスマスを。